学部・大学院

総合文化学科

総合文化学科 わたしの学び方

青戸 しずくさん

千葉県・松戸国際高等学校 卒

ジャンルを横断して学ぶ楽しさを知りました

背景を知ると、作品はもっとおもしろくなる


私の学び方[総合文化学科] 青戸さん 画像(2019年度大学案内より) 私は小さな頃、太宰治の作品に惹かれて以来、ずっと小説や映画に親しんできたので、大学で日本文学や日本文化を学ぶのは自然なことでした。総合文化学科を選んだのは、文学だけでなく、思想や歴史や文化についても学ぼうと思ったからです。1、2年次の学びの中で、ハッとさせられたのは、オムニバス「総合文化」での上野先生の講義。ある思想を学ぶとき、ただその本を読むだけでなく、書き手の出自、人種、宗教などの背景を知ることが大切ということに気づかされました。自分はこれまで「腑に落ちるように」理解できていたか自問自答し、その後、本の読み方や物事の学び方が変わった気がします。また津田先生の「日本の神話」では、アニメや漫画の背景にある、古事記や日本書紀の存在を知り、とても興味深く思いました。アニメを観ていても、自然と深読みするようになり、作品をより楽しめています。


谷崎と太宰、女性をどんな風に描いたか?


 所属ゼミは田村景子先生の「現代文学とメディア・ミックス」です。私の研究テーマは「女性達 内から書くか 外から書くか」で、谷崎潤一郎と太宰治の作品を取り扱います。最近では2人とも漫画やゲームのキャラクターにもなっているのですが、その際の性格設定に共通点が多く見られるのです。また2人の作品世界で描かれる女性達にも似通ったものを感じたことから、このテーマを選びました。具体的にはそれぞれの作品から女性の描写を抜き出し、その違いを検討するとともに、どのような視点から描かれているのかについて、ジェンダーやフェティシズムなどの資料を参考にしながら、比較・考察する予定です。ゼミではさまざまなジャンルを横断して、1つの事象について考察することの楽しさを教えてもらいました。この姿勢はこれからも大切にしていくつもりです。



私の学び方[総合文化学科] 青戸さん 画像(2019年度大学案内より)


力強く奔放なイマジネーションの
獲得をめざします

「現代文学のメディア・ミックス」 指導教員:田村 景子先生

私の学び方[総合文化学科] 田村先生(2019年度大学案内より) ゼミテーマは、近代・現代の日本文学を起点に文学・文化研究の方法を学び、純文学やエンターテインメントはもちろん、ノンフィクション、戯曲やシナリオ、最新のライトノベルなど、さまざまな物語を詳細かつ幅広く検討することです。ゼミ生各自が作品世界へ深く潜り、受講者同士でくりかえし意見交換を行うことで、文学作品への読解力だけでなく広範な思考を深め、今を生き未来を招き寄せる―力強く奔放なイマジネーションを獲得してほしいと思っています。


高木 淳志さん

茨城県・鉾田第二高等学校 卒

映像制作のおもしろさを肌で知りました

未知の世界のおもしろさを感じる


私の学び方[総合文化学科] 髙木さん 画像(2019年度大学案内より) 僕にはものづくりへの憧れがずっとありました。以前は大工さんになりたいと思っていたのですが、高校生くらいからメディアや映像の世界でものづくりに携わりたいと思うようになりました。和光を選んだのは、総合文化学科でなら、芸術などの他学科の授業も受けられるということと、鶴川の街が地元と似ていて、過ごしやすいと思ったからです。1、2年次は自分が関心のあるジャンルの科目履修を心がけていましたが、中でも強いインパクトを受けたのは「現代の音楽」の授業です。ロックをずっと聴き続けていたのですが、授業で触れたのはまったく異なる音楽の世界でした。歌がないのは当たり前で、楽器すら使わない音楽やノイズで奏でる音楽などを知り、とても刺激を受けました。未知の世界へと自分が足を踏み入れたようなおもしろさを感じました。


自分をテーマに、ドキュメンタリー映画をつくる


 ドキュメンタリー映画の監督であり、ゼミでもお世話になっている小林茂先生との出会いは、僕にとって決定的なものでした。「映画論」の授業は、最初の1時間で映画を観て、先生の解説を聞いた上で、あるシーンについての感想をまとめるというものです。映画を通し、自分が本当に思っていることを突きつめることの難しさを知るとともに、映画の本当の見方が少しずつわかるようになった気がします。ゼミでは、カメラの使い方などを実践で学びつつ、3年次に4分くらいの劇映画を制作しました。このとき編集のおもしろさに夢中になったのを覚えています。卒業制作は自分をテーマにドキュメンタリーを制作しています。タイトルは「環境で形成される自己について」。家族や地元の友だちに映像インタビューを行い、今は編集作業中。どんな作品になるか、自分でも楽しみです。



私の学び方[総合文化学科] 髙木さん 画像(2019年度大学案内より)


映像制作で、自己を掘り下げ、
新たな価値観をつくろう

「映像研究」 指導教員:小林 茂先生

私の学び方[総合文化学科] 小林茂先生(2019年度大学案内より) このゼミでは、年間を通して、実際の撮影機材を使って映画制作に取り組みます。私の専門はドキュメンタリー映画ですが、ゼミ生の中には劇映画を制作する人もいます。さまざまな表現様式のなかから、あえてなぜ映像を選ぼうとするのか、その点を自己に問いかけてほしい。またこれは、映像制作をする上で消えることのない問いでもあるからです。映像制作を通じ、自己を掘り下げ、新たな価値観を創造していくこと。それがこのゼミの大きな目標です。


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