学部・大学院

総合文化学科

総合文化学科 教員ゼミナール

総合文化学科の多彩なゼミナール(演習授業)

 ゼミとは、3、4年次の勉強の中心となる授業です。そこで、卒業研究の指導がおこなわれたり、学生が自分自身のテーマを自主的に追究し、また合宿を通じて学生同士が互いに親交を深めたりできる特別な科目です。総合文化学科が力を入れている、演習授業の幅の広さと奥行をごらんください。

「現代文化の迷宮」(浅見克彦ゼミ)
メディア、コミュニケーションという視点から現代の色々な表現を理解し、学生自身の関心とテーマ設定にもとづく研究を進めるゼミです。小説、映像作品やコミック、そして音楽や身体表現といった多様な領域をクロスさせる探求方法を特徴としています。

「文化批評のリミックス」(上野俊哉ゼミ)
カナダやイランで独自の宗教哲学や言語哲学を築いた井筒俊彦と、世界中のアナキスト文化、メディア・アクティヴィズムに影響を及ぼしたハキム・ベイを中心に、政治や思想、音楽と視覚表現、民族と移動といった主題群を探求します。世間や「普通」に違和感をもつ者たち、読書、音楽、映像、ダンスを愛する者たちを、強く惹きつけるゼミです。

「ことばの詩学」(遠藤朋之ゼミ)
ことばへの関心を大切にしながら、アメリカの現代詩人の作品を中心に、詩に関する精緻な読解と詩の背景を研究してゆくゼミです。また、研究した詩人に直接会って話しを聞くといった刺激的な体験ができるのも、このゼミの魅力の一つです。

「現代中国の社会とことば」(加藤三由紀ゼミ)
中国の現代作家の作品や映像、中国で禁書とされた農民研究書など、現在の中国が発信している文化に直接触れ、中国について深く知り、日本についての理解も深めてゆくゼミです。また、日中の草の根の交流を発展させてゆく姿勢を育み、そうした交流を可能にする語学力を養ってゆくことも目標としています。

「東北日本の詩人たち」(小関和弘ゼミ)
東北出身(または深い縁のある)の詩人や歌人の作品を通じて、詩歌のことばの奥深さを見つめながら、東北日本が詩歌の中でどう表現されてきたかを考えます。また近代の詩歌の表現と「地域性」、その背後に潜む文化差別や地域特性への偏見など、さまざま問題を探っています。

「ユーラシアの文化と歴史」(坂井弘紀ゼミ)
中央アジア・トルコ・ロシアの口承文芸(叙事詩、伝説)や、音楽、現代文化、政治経済について研究するゼミです。学生が互いに議論しながら、主体的に選んだテーマを自主的に研究してゆくのが特徴。研究する地域へのフィールドワークも試みています。

「ドイツの文化と歴史」(酒寄進一ゼミ)
ドイツの文学や歴史について、近世から現代まで、ドイツの抱えてきた問題や、作家の思想などに関心を向けながら研究するゼミです。隔年で展開されるドイツ・フィールドワークを目玉としつつ、きっちり『ファウスト』も研究する、というのがこのゼミの特徴。

「古代の文化と言語表現」(津田博幸ゼミ)
『源氏物語』を中心に、日本古代の文学を研究するゼミです。ゼミの目標は、古文や漢文を読む学力と方法論を身につけること、学生が各自で自分の研究テーマを設定し、自分なりに探求してゆくこと、発表と議論をつうじて自己表現とコミュニケーションの能力を鍛えること、の三つ。古代の文学に関わるフィールドワークも目玉の一つです。

「文化編成のダイナミクス」(長尾洋子ゼミ)
地域文化研究の視点を重視しつつ、文化史や芸能史、伝統と開発の拮抗、場所と記憶の関係、さらには博物館や美術館と地域の活性化など、さまざまな文化政治の現場について探求するゼミです。また、問題の現場を体験するフィールドワークもこのゼミの特徴です。

「演劇の世界」(中田崇ゼミ)
イギリスやアメリカの演劇作品を素材として、その歴史的・文化的背景や、舞台表現の機微にも目をやりながら、戯曲の読み解き方を身につけてゆくゼミです。単純に「芝居好き」の欲求を満たすのではなく、歴史や社会といった周辺領域をしっかりと研究しながら、学生の知的関心を深めてゆくことをめざしています。

「近世の文化と文学」(深沢眞二ゼミ)

芭蕉の文学作品について、連句(主題が変化してゆく共同制作詩)を中心に研究するゼミです。研究対象について調べるときのコツや、解釈のポイントをつかめるようになるのが目標。連句と言う文学形式を、自分自身の表現として体験するために、ゼミ生が実作し、36句形式の「歌仙」を完成させてゆくのもこのゼミの特徴です。

「神話と歴史」(松村一男ゼミ)
世界中のさまざまな神話に関心を抱いた学生たちが集うゼミです。日本神話を、周辺のアジア諸国やシベリア、北米大陸などの神話と比較することによって、世界神話のなかでのその位置と意味を考えてゆく点に特徴があります。

「テキストの批評と読解」(宮崎かすみゼミ)
このゼミは、文学などの文章を批評的に鑑賞したり、読解したりする力を養うことを目標にしています。また、学生が自分自身の視座として、ジェンダーやセクシャリティの問題など、社会や人間に対する何らかの問題意識や批判的な切り口を設定できるようになることも大切にしています。漫画・映画、ボーイズラヴへの問題関心も飛びかうゼミです。

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