学部・大学院

身体環境共生学科

身体環境共生学科の特色

身体の声に耳をかたむけながら、スポーツ、健康、環境、観光、福祉をトータルに学びます。

現在の世界は、多様な人びとの生活文化が共存しており、どのように「共生」していくかが課題になっています。そのいっぽうで、身近な身体へのかかわりが薄れ、他者との共同に困難が生まれ、環境との共存も大きな課題になっています。まずは「身体への気づき」を重ねながら、他者との協同を重視した経験を通して、質の高い生活を創造する力が求められています。そこでは生活文化をトータルに考慮する視点も必要であり、地域やもっと大きな規模の環境問題を感じとる能力の育成も求められます。

身体環境共生学科では、このような認識のもと「いのちの源である身体を見つめ、さまざまな環境の中でともに暮らす人間」に着目しながら、スポーツ、健康、環境、観光、福祉に関するさまざまな問題を扱う多彩な科目群を編成。体験型学習を重視し、みずからテーマを見つけて深く追求し、さまざまな進路に対応した知識・技能を学んでいきます。



多様な視点、多様な科目から、自分の学びを発見する

身体環境共生学科という学科名はなかなか聞いたことがないでしょう。それもそのはず、この学科は日本に唯一の学科なのです。その名の通り「身体」「環境」「共生」をキーワードに多様な科目が揃っています。

では、どんな学びがあるのか? ここではゼミを中心に紹介していきます。


「身体環境共生論演習4」 (担当:制野 俊弘先生)

学び1:スポーツのルールから、時代や世界を見つめ直す

1.オフサイドというルールはなぜ生まれた?

 ラグビーやサッカーにはオフサイドというルールがあります。でも、そのルールがなぜ生まれたかはきっと考えたことがないでしょう。スポーツにはそのスポーツが生まれた時代背景があります。その頃の政治、経済、思想、習慣などに目をやり、そのルールの意味を読み解いていきます。


2.バレーボールのネットを斜めにしてみたら?

 バレーボールのネットの高さは現在、高校生以上の男子では243cmとなっています。この高さ、歴史を辿るとだんだん高くなっているのです。それは何故か?また、ネットを斜めに張ってみたらどうなるのか?ルールを変えたら、どんな問題が生じるのかを考えます。


3.このスポーツのルール、ここがヘン!

 学生各自で興味のあるスポーツのルールを調べ、不思議なルールについて発表します。全員でディスカッションを行うとともに、研究成果をまとめた報告集をつくります。



学び2:東日本大震災の教訓として「いのち」の意味を考える

 津波で多くの教え子や保護者を失った経験から、人間の「いのち」や「生きる」意味について考えます。生き残った子どもたちの生の声を聴き、作文を読み合いながら「いのち」をつなぐことの大切さを学生たちと語り合います。



学び3:カンボジアでの運動会支援ボランティアに学生とともに参加

 全国の8つの大学と共同してカンボジアに運動会をはじめとする教育支援のボランティアに参加しています。支援物資を集めたり、体育や音楽・図工などの授業を行い、新しい国づくりを担う子どもたちの成長を支援しています。



身体環境共生学科の特徴



自分の感性に正直に、そして仲間と共に生きる場に

大橋 さつき先生

専攻分野:ムーブメント教育・療法


「共生」をキーワードにトータルな視点で考える力をつけるため、スポーツ・健康・環境・福祉などさまざまな切り口から学びます。不器用だけれど自分の感性に嘘をつけない・・・、そんな仲間と共に生きるための「場」を共につくる経験を積み重ねてほしいです。


みんな、違うから、おもしろい   3年 國府田 陸さん(神奈川県・向上高等学校 卒)

今しかできないことをやりたい!と思う学生が多く、またみんな研究していることが違います。そこがおもしろいです。先生もそんな学生を応援してくれます。保健体育の教員免許をとれるのも良いところです。


ここでしか経験できない学びがある   3年 古谷田 雛子さん(東京都・町田総合高等学校 卒)

“自分にしかできないこと”を専門にされている先生がたくさんいます。「障がい者の体育・スポーツ( 共通教養科目)」「ムーブメント教育・療法」といった科目があるのは、和光ならではだと思います。ここでしか経験できない学びを体感できるはず!


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