イベント |  2018/01/18

2018年1月10日(水・5限)に
「プロゼミ合同発表会」が開催されました。

1年次には必修のゼミ(プロゼミ)がありますが、
その後期の成果を各クラスが報告しあう機会を
現代社会学科では毎年この時期に設けています。

後期の1年次ゼミでは、何らかの社会問題について
文献調査、ブレスト、ディベート等を通して理解を深め、
さいごにテーマに関するフィールドワークを実施することになっています。

今年度は、3つのクラスがそれぞれ
「貧困・ホームレス」「米軍基地問題」
「“過剰”報道の是非」をテーマに学習を進め、
ミニフィールドワークを企画・実施しました。
(ミニフィールドワークの報告記事はこちらでまとめて読めます。)

1年生はプレゼンにまだ慣れていないので、
会場にもその緊張感が伝わってきます(↓)。
 

「テーマについて調べ、まとめ、伝える」という作業は、
大学における学習の基本です。
これからさらに上達することを期待しています!

杉浦郁子(和光大学 現代社会学科)

学生の活動 |  2018/01/05

 
現代人間学部の学部共通科目「インターンシップ」は、
よりよい社会のために市民がさまざまな課題に取り組むNGONPO
インターン(職場体験の実習生)をする授業です。

今年度、この授業を通して
アジア女性資料センターでインターンをした
鈴木南津子さん(現代社会学科4年)の活躍を紹介します。

※以下は、鈴木さんが成果報告会のために
 作成した資料を参考にしてまとめました。

「アジアの女性たちと連帯しジェンダー平等をめざすNGO」で、
渋谷駅近くに事務所をかまえています。

「東アジア」と「ジェンダー」を軸に
学科での学びを組み立ててきた鈴木さん。
アジア女性資料センターをインターンシップ先に選んだ理由を
4年間の学習や研究の成果を生かしつつ
非営利組織で働くことのイメージをつかみたかったから」といいます。

鈴木さんは、2017年6月上旬から8月上旬にかけて10日間、
センターの職員やボランティアの皆さんと一緒に
機関誌の発送やイベントの準備・運営、
取引先への訪問などを行いました。


▼セミナー「台湾における移住ケア労働者の受け入れと権利運動の展開」
 (渋谷男女平等ダイバーシティセンター・アイリス 2017/7/6)

 

また、韓国の社会や文化に関心を寄せてきた鈴木さんは、
朝鮮語の習得にも力を入れてきましたので、
その語学力をいかし、韓国女性による市民活動の情報を収集、
「海外女性ニュース」としてまとめ紹介する、
という仕事をまかされました。

鈴木さんの書いた記事のうち、
1つはアジア女性資料センターのウェブサイトで
配信されていますので、ぜひご覧ください。

もう1つの記事は、『女たちの21世紀』という
センターの機関誌に掲載されました(目次はこちら)。
タイトルは「韓国:生理用品をめぐるフェミニズム運動」で、
環境団体「女性環境連帯」のアクションを紹介しています。

この団体は、ソウル市の製紙会社のナプキンを使った女性たちが
生理不順や生理痛、皮膚疾患などを訴えたことを受けて、
有害物質の含有を独自に調査、
さらに生理用品の全成分表示を義務付ける
薬事法改正に貢献しました。

記事に掲載する写真の使用についても
鈴木さん自身が先方の団体にメールで問い合わせ、許諾を得たそうです。

現代社会学科での学びの集大成として
NGOやNPOでのインターンシップはぴったりだと思います。
鈴木さんのケースをぜひ参考にしてください。


(杉浦郁子 和光大学 現代社会学科)

授業風景 |  2017/12/31

 2017年4月3日のブログで予告した通り、パラオ共和国でのフィールドワーク実習に行ってきました。
 前期の「フィールドワークを学ぶ」で事前学習をしてきた学生たちは、2017年9月5日から9月13日までの9日間、実際のパラオでさまざまな体験をしてきました。
 参加者は教員(僕)と学生8人(男子学生1人、女子学生7人)。海外旅行がはじめての学生も多かったのですが、事前に入念な打ち合わせを重ねたせいか、みんなで一緒に行ったせいか、とにかく事故もなく楽しいパラオ生活を満喫したようです。
 教員としては、雨期のパラオでも、天候に恵まれ、予定通りの実習ができたことを嬉しく思います。詳細な内容は学年末に出来上がる「報告書」を見てもらうことにして、以下でフィールドワークの概要を報告したいと思います。


▲出発ロビー@成田空港で先生の自撮(まだ慣れていないため、自分の顔が切れている)

 飛行機はデルタ航空の直行便。みんな隣同士の座席だったということもあり、機内ではリラックスした様子でした。パラオ国際空港に到着したのは深夜1時。予約していたバスでコロール中心地のV.I.Pゲストホテルへ(日本からメールのやりとりを何度もさせていただいたここのオーナーはとても親切でした)。

▲好立地で価格もリーズナブルなV.I.Pゲストホテル

 空港での入国審査と税関、そしてホテルの受付や表示の使用言語・・・学生たちは徐々に日本とは別の世界に来たことを実感していったのでした。

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 6日の午前中は歩きながらコロール中心地の地理を学ぶとともに、英語の世界で暮らしていく準備をしました。とくに食事は自分(たち)で調達しなければならないので、どこにどんなものが売っているのか、地元の人に聞いたり、交渉したり、ドルで払って買う術などを覚えなければならないのです。



▲街の片隅に置かれた旧日本軍の戦車(左)
▲昼食をとったピノイ・レストラン(フィリピンの定食屋、右)

 午後は歩いてベラウ国立博物館へ。
 1階から2階にかけてパラオの創生神話から現代までの歴史が展示されています(館内は写真撮影禁止)。


▲右の建物がベラウ博物館

 外には、伝統的集会所のアバイ、伝統的カヌー、戦跡の一部が展示されています。博物館には、ギフトショップやカフェも併設されています。一通り見学して、休憩に入りました。炎天下の中歩いてきたせいか、疲れて寝てしまった学生も・・・・

▲博物館を案内してくださったJICAシニアボランティアの上田治男さんと記念撮影(後列左)

▲ココナッツジュースをシェアする学生たち(博物館のケアムカフェ)

 この日の夕食はみんなで「モグモグ・シーフードレストラン」へ。



 印象的だったのは、やはり「コウモリスープ」(写真中央)。パラオに来たら、これを食べないと・・・というわけで注文しました(30ドル)。これは一度に二つの味が楽しめます。一回目はフルーツバットからとった出汁とココナッツの煮汁でスープを味わう。二回目はコウモリの肉を食す。スープを飲み干すと、店員さんが一度下げて、厨房でコウモリを解体してくれるわけです。ただ再登場したコウモリの盛り付けにみんな驚嘆! そして爆笑! 写真わかります? コウモリの目に赤トウガラシをぶっ刺して、口に青トウガラシをぶち込んでいるんですよ。


 食後は、各自お菓子・飲み物の買い出しへ。ホテルの立地の良さ、治安の良さが夜の買い物を可能にしています。それにしても、でっかいアイスクリームをよく食べること!

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 7日は、終日貸し切りバスでバベルダオブ島を回りました。
 コロール島とバベルダオブ島はニューKBブリッジ(日本の援助で建てられた日本・パラオ友好の象徴)でつながっています。

▲ニューKBブリッジ

 まず目指したのは首都マルキョクへ(2006年までコロールが首都だったのです)
 石畳の山道をゆっくり歩いて10分ほどでアバイに到着。中に入って、梁や壁面に描かれた絵の解説を受けました。 なお 午前中は雨が降っていたので、みんなカッパを着ているわけです。

▲石畳の道の先にアバイがある

 その後、新首都マルキョクにある新しい国会議事堂や大統領府へ。職員さんの厚意で、上院議会場内も見学させてもらいました。


▲この宮殿のような建物がバベルダオブ島のジャングルにぽつりとたたずむ

 あたかも海を渡っているかのように錯覚させられるオギワル州の「海の道」。このときには、もう雨がやんでいました。



 そこからアルコロン州のバドルルアウ石柱群遺跡へ。ここは、もうバベルダオブ島の北端です。



 神話時代、神々が石柱でアバイを建てようとしたときの跡と言われていますが、真相は謎のままです。
 ここから、来たときとは別のルート(フィリピン海側)で島を下ります。


 写真(左)は旧日本軍の高射砲陣地跡。その後方に掘られた地下道(写真右)はどこまで続いているかわからない・・・入ったところにべビがいたので、それ以上は探索しませんでしたが・・・(汗)
 途中、メインロードから逸れてパラオ台湾熱帯果樹技術園へ。ここでは、さまざまな熱帯果樹の栽培状況を見学することができます。おまけに、ドラゴンフルーツ二種類(赤、白)やスターフルーツなどの試食もさせてもらいました。



 こうして、バベルダオブ島を一周してきたのですが、それを可能にしているのはアメリカの援助でつくられた舗装道路、通称コンパクト・ロード(コンパクトとはアメリカとの自由連合協定)です。かつては海岸部に点在する村にボートで行っていたことを考えると(各村には桟橋が今もある)、便利になったものです。ただ、まさにこうしたアメリカへの依存からいかに脱却できるかが今後のパラオの課題と言えるでしょう。

 夜、日課のミーティングを終えた後、バベルダオブ島を案内してくれたガイドさん(インパックツアーズ)を招いて軽く懇親会を行いました。一部の学生は、この日覚えた噛みタバコ(タバコをビンロウジの実と石灰と一緒に噛む、軽い鎮静作用がある)を楽しんでいました。「ほどほどにしなさい」と言ったのに、かなり深夜まで噛んでいたようだ。そんなに好きなら、パラオに移住しちゃえば(笑)

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 8日は午前中から昼過ぎまで、現地ツアー会社ストーンマネー・アイランドさんの協力のもと、カヤックを使って戦跡を巡りました。
 ニューKBブリッジのたもとにあるオフィスで簡単な説明を受けてから出発!
 巡る場所はバベルダオブ島の南部(アイライ州)。

▲練習時間があるので、カヤック初心者でも大丈夫!

▲零式水上三座機を格納していたジャパニーズ・ケーブと海から突き出たプロペラ


▲海の透明度からプロペラの下のエンジンや機体(別の場所)が見える

先生「みんな、ちゃんとメモってるか〜?」
学生1「水に濡れるので無理です!」
学生2「カヤックを漕ぐのに精いっぱいなので無理です!」

・・・って言ってるけど、本当は透明な海、マングローブ地帯、サンゴ礁でできた小さな島々や洞窟をゆっくりカヤックで巡る旅に酔いしれていたんじゃない?! 
「あれ?!」 カヤック酔い(?)しちゃった学生が・・・「大丈夫かっ!!」


▲火照った体を海で冷ましてみた

 15時から、パラオ・コミュニティ・カレッジで学生交流。
 講師は神戸大学に留学した経験のあるLoyola先生(通称ロイさん)。「政治学」の講義にお邪魔させてもらいました。当初の打ち合わせではロイさんの講義を聞くはずだったのですが(授業進度を妨害するようなことはしたくないし)、全体で意見交換した後、なんと二つのグループに分かれてディスカッションすることに変更! その準備はしてこなかったなぁ・・・



 全体の話は北朝鮮のミサイル問題を通したパラオとアメリカの関係、グループごとのディスカッションではパラオにおけるLGBTや伝統文化などいろいろ話題が提起されたようです。
 例えば、我が和光生・河内春香さん(2年生)が投げかけてはじまった会話はこんな感じ・・・

河内さん「パラオにはいろんな伝説や神話があるけど、もっとも有名なものは?」
パラオ学生1「ウアブの伝説・・・」
パラオ学生2「ああ、それはあまりにも有名! みんな知っているよ。」
河内さん「じゃ、ディズニーアニメの『モアナと伝説の海』って知ってる?」
パラオ学生(みんな)「ええ」
河内さん「その中で、パラオの伝説に似た要素があったんだけど・・・。最後の場面で、女神が倒れて島となるところ。それって、ウアブの伝説に似てないですか?」
パラオ学生3「モアナはポリネシア、パラオはミクロネシア。」
パラオ学生2「確かに、そうだけど・・・パラオも、タヒチも、ハワイの人々も、同じ太平洋にやってきた人の末裔だから何かをシェアしているんだろう。ウアブの要素を取り入れたかはわからないけど、似たようなものが出てくるのはわかる気がする。」

 ここで河内さんが聞いている共通点とは、いわゆる世界巨人死体化生神話のこと。
 ベラウ国立博物館で「ウアブの伝説」を学んだとき、河内さんは直感的に二つが共通していると思ったのでしょう。ここの場でパラオ学生に聞くとはなかなかです。とにかく、使用言語は英語でしたが、みんな頑張りました!


















▲学生交流の記念写真

夜は・・・僕1人、ホテルを抜け出してロイさんの家で食事をごちそうになりました。と、そこになんと著名なオセアニア研究者・須藤健一先生の姿が! 奥様もご一緒でした。つながりは明確です。何を隠そう、神戸大学でロイさんの修士論文を指導していたのが須藤先生だったのです。ミクロネシア・ヤップに行くトランジットとしてパラオに寄ったそうです。だったらロイさんは先生を呼ぶよね、先生も来るよね。それが自然。不自然なのは僕がここパラオにいること!(僕が個人研究としてフィールドワークをしているのはパプアニューギニアだから・・・)

須藤先生「(僕を見て)あれ、なんでここにいるの? 何してんの?」
僕「いや〜、学生を連れてフィールドワーク実習してるんです。」
須藤先生「えっ! なんでニューギニア行かないの?」
僕「ニューギニアはちょっと・・・・」

 とにかくその夜は、楽しい時間を過ごしました。
 ホテルまで送ってくれた須藤先生、ありがとうございました!

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 9日は、学生が自身の問題関心に合わせて自由に行動する日です。
 結局、以下の3つに分かれました。
 (1)世界複合遺産のロックアイランド


 (2)バベルダオブ島内陸部のガラツマオの滝


 (3)ホームステイ


 ホームステイをしたのは、3年生の坂井未来さん。受け入れてくれたのは、前日に登場したパラオ・コミュニティ・カレッジの講師ロイさん。そんなことイキナリできるの?
 いやいや、僕が事前にロイさんと仲良くなっていたので、(まだ日本にいる時)試しにメールで打診してみたんです。そしたら、ロイさん、快諾! さすが太平洋の人!!
 1泊2日、坂井さんはロイさんの家で過ごし、貴重な体験をさせてもらったようです。翌日(日曜日)の夜、無事に帰ってきた坂井さんを見て、安心しました。
先生「電話がつながらないから、ちょっと心配しちゃったんだぞ!」
坂井さん「すみません、プライベート・ボートで海に出て、ピクニックしてました」
先生「なんだと!! すごいな! さすが大学の先生・・・よかったね(^_-)-☆」


▲フォー・ユー・フォー・ミー(ベトナム料理屋)

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 10日の午前中はホテル移動。同じホテルにいると飽きちゃうし、中心街だけではなく、郊外も知ってほしかったので、コロール中心から離れたココロ・ホテルに移動しました。疲れて帰ってきたとき、わざわざ外に食べに行くのが面倒なときってありますよね。ここは大丈夫!最上階(宿泊部屋の一つ上)にレストラン(値段もリーズナブル)があります。コンビニも近くに2つあります。


▲ココロ・ホテル

 午後は休息に充てました。せっかくパラオに来たから・・・と僕が「ロングアイランド公園に行ってみない?」と誘ったら、なんと希望者多数(ホームステイをしている坂井さんと体調の悪くなった学生は除く)。みんな、若いね。エナジーがあふれてる!
 学生「はい、モンスター飲んでますから!」(僕はよくわからないが、珍しいMonsterが売っていたそうだ)


これが学生たちのパワーの源(らしい) って、買いすぎじゃね?!(笑)

▲ロングアイランド公園 


 学生はロングアイランド公園で、日が暮れるまで、手がふやけるまで、シュノーケリングを楽しんでいました。
  先生「これも、モンスターの力か?」
  学生「いや、若さです!!」



▲焼肉定食(ココロホテル・レストラン)

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 11日は、いよいよクライマックス、ペリリュー島の戦跡巡りです。
 コロール島からロックアイランドを抜けてペリリュー島まで約1時間半。20人は乗れるであろうボートを借り切ったので、ぜいたくで快適な船旅でした(インパックツアーズさん、ありがとう!)。
 快適過ぎて学生の一部は寝ていました(笑) 朝早かったし・・・でもモッタイナイ! バリアリーフの良き観察機会じゃないか!! しかも、波の荒い外海に一時的に出た時も起きません。「よくこの状況で寝れるな!」と思ったものです。


▲ロックアイランドのなかの「おじさん島」

 ペリリュー島での移動はバス。下見に来たときは自転車を使いましたが(ガイドさんにペリリュー島を自転車で回る人なんてはじめてだと言われたほどありえない状況だったらしい)、さすがにキツイので(モンスターも飲んでないし)貸切バスで以下の所を回りました。
ペリリュー戦争博物館、日本海軍航空隊司令部跡、オレンジビーチ、ペリリュー平和記念公園、ペリリュー神社、ラストコマンド・ポスト、ブラッディ・ノーズ・リッジ、みたま(戦没者の墓地)、千人洞窟


▲西太平洋戦没者慰霊碑(ペリリュー平和記念公園)
 
 学生たちにとってキツかったのは、デスバレーを歩いて中川州男大佐が自決したラストコマンド・ポストまで行き(写真下)、そこからワイルド・キャット・ボウルという密林地帯を歩いて、一気にブラッディ・ノーズ・リッジの展望台まで登ったことでしょう。


▲ブラッディ・ノーズ・リッジの展望台にて

 これ以降、さすがにみんな疲労の色が出てきました。
 先生「(ガイドさんに向かって)じゃ、最後は千人洞窟ですね!」
 学生「まだ行くの・・・」
というつぶやきが背後から聞こえてきたほどです(笑)
 予想通り、帰りのボートでは学生の半分が爆睡(+_+)



 先生「お〜い、やっぱロックアイランド、きれいだよね〜」
 学生「・・・」

▲ココロ・ホテルの朝食(宿泊料金に含まれている)

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 12日の最終日は、国際サンゴ礁センターおよび水族館見学です。


 国際サンゴ礁センターでは、本郷宙軌(琉球大学)さんに特別講義をしてもらいました。
 まず本郷さんたちがここで進めるプロジェクト(The project for sustainable management of coral reef and island ecosystem: responding to the threat of climate change、直訳すると「サンゴ礁と島嶼エコシステムの持続的管理運用に関する調査研究――気候変動の脅威への対応」)を紹介していただき、そのうえで本郷さんの研究テーマに関する講義を受けました。内容は、サンゴ礁を利用したグリーン・インフラストラクチャーの構築可能性。サンゴ礁の役割については大学で何度か学生に語ったのですが、今回はかなり専門的!(そりゃ、そうだ!)  個人的には非常に興味深かったです!!


 ちなみに、ちょうど先日、本郷さんたちのプロジェクト成果報告論文集 Paradise of Nature: Understanding the wonders of Palau (直訳すると、「自然の楽園:パラオの奇跡を理解する」)をいただきました。オールカラーの素晴らしい本です(^_-)-☆

 と話を戻して・・・
 その後、水族館を見学しました。学生たちがハマったのは、ナマコやヒトデの手づかみ体験コーナー(写真)



▲ランチのステーキ丼。デザートもついてくる(アンティアス・カフェ)

 午後は、自由行動。要するに、お土産タイムですね。
 いろいろな店を回って大量のお土産を買い、そして自分たちでタクシーを使って郊外のホテルまで帰ってくる・・・みんな頼もしくなりました!


 帰りのフライトは深夜4時40分。2時40分頃、バスの迎えが来て、空港へ。



 ちなみに・・・
 パラオの出入国スタンプは、アバイとジェリーフィッシュ!
(僕のパスポートのなかでも群を抜いて)カワイイし、何よりパラオらしさが出ていてステキです(^^♪



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 そして後期、学生たちはそれぞれフィールドワークの成果を報告(発表)し、「あ〜だった、こ〜だった」とお互いの不足分を補い合い、ときに「またパラオに行きたい!」と叫びながら、報告書の作成に向けて頑張っています!

馬場 淳(和光大学 現代社会学科)

授業風景 |  2017/12/30

1125日(土)の午後、プロゼミ(1年次必修ゼミ)の授業の一環で、
ミニフィールドワークに出かけてきました。

出かけた先は、早稲田奉仕園。
そこで「沖縄の基地を引き取る会・東京」が主催するシンポジウム
「沖縄からの声にどう応えますか?基地の押しつけをやめ、対等な
人間として出会い直すために」に参加してきました。
シンポジウムに参加するきっかけは、プロゼミで行ったディベート。
学生が話し合って決めたテーマが「米軍基地」だったためです。
ディベートでは米軍基地に賛成、反対の立場に分かれて議論しましたが、
沖縄の人の声を直接聞き、自分たちも当事者の一人としてこの問題に
ついて考えてみようと参加させていただくことになりました。

当日は、沖縄からいらした知念ウシさん(むぬかちゃー[ライター]
沖縄国際大学非常勤講師)、琉球新報東京支社報道部長の新垣毅さん、
「沖縄の基地を引き取る会・東京」の共同代表飯島信さんが、
なぜ沖縄の米軍基地の本土移設を主張するようになったのかを、
それぞれの経験をもとにお話しくださいました。ファシリテーターは、
『沖縄の米軍基地「県外移設」を考える』(集英社新書)等の著作が
ある高橋哲哉さん(東京大学大学院教授)が務めていました。



シンポジウムの後、登壇者との懇談の機会もいただきました。
学生たちは、お話をきいて疑問に思ったことや感じたことを物怖じせずに
率直にぶつけ、事前に調べたことをもとにした質問も積極的にしていました。



後日行った振り返りでは、沖縄に米軍基地が集中している現状に疑問を持ち、
無意識の植民地主義を見つめ直していく必要性が指摘され、米軍基地の問題を
沖縄の問題として捉えるのではなく、「本土」の人間が当事者として関与して
いるのだという自覚を持ち、(特に若い人が)考え、行動していかなければ
いけないという意見が複数あがっていました。
ミニフィールドワークを通して、書物やインターネットで調べるだけでは
わからない現実に触れることができたと述べる者も多く、学生たちにとって
大変貴重な体験になったことがうかがえました。

中力 えり(和光大学 現代社会学科)

授業風景 |  2017/12/20

1年生の必修科目「プロゼミ」で
ミニフィールドワークを実施しましたので、
その様子を少しだけご紹介します。

訪問先は、横浜スタジアムや中華街にほど近い

ゼミで学習したディベートで
メディア報道の問題がテーマになりましたので、
ジャーナリズムが果たす役割について理解を深めようと
この施設を見学することにしました。

私たちは、社会でいま起こっていることを主にニュースを通して知ります。
新聞は、どのような現象に注目し、そこから何を切り取り、
どのようにして「ニュース」としてまとめ上げるのか。
現代社会を学ぶ学生にとって、そのやり方を知ることはとても重要です。

博物館の方に常設展示のあらましをガイドしていただいたあと、
ゼミ生たちは各々館内を見学。
気になった展示を撮影し、その写真にタイトルとリードをつけて
自分の体験を伝える、という課題に取り組みました。

記念にこんな紙面を作っていただきました。
遊び心のある、ちょっとうれしいサービスでした。


(※画像をクリックするとPDFで大きくご覧いただけます。)


杉浦郁子(和光大学 現代社会学科)

イベント就職・進路 |  2017/11/13

10月26日(4限)に
現代社会学科主催のキャリア支援イベント、
”就活の常識”は正しいか?〜採用の現場から〜
を開催しました。

講師は、日本航空(株)で新卒採用を含む人事業務に
長年携わってこられた中原秀樹さんです。

中原さんは、今年度(前期)に学科専門科目「現代社会と労働」を
オープン・カレッジ受講生として受講してくださいました。
この学科イベントは、その授業担当者(竹信三恵子)と
中原さんとの交流をきっかけに実現したものです。

◆イベントのチラシ



中原さんは、ネットやマニュアル本が流通させている「就活の常識」は
企業の採用活動の実際と異なっていることが多い、
という問題意識を日頃からお持ちだったそうです。
それを知った学科教員が「選考や面接のリアルを学生に伝えてほしい」
とお願いしたところ、中原さんから快諾を得ました。

チラシのキャッチコピー
就職試験に偏差値はあるのか」「面接試験に正解はあるのか
への中原さんの答えは、いずれも「No」です。
筆記試験は(基本的に)面接可能人数に絞るステップ、
合否は最終的に面接で判定され、判定基準は「一緒に働きたい人か」。
担当面接官との相性や各企業の採用方針にも左右されますから、
絶対的な正解などありません。

それでは、就活を視野に入れながら、
どのように大学生活を送ればよいのでしょうか。
中原さんのアドバイスはこうです。

世代や価値観の異なる多くの大人と会話する機会を自ら行動して作ること
小説や映画などを通じて、多くの人生に共感すること
新聞などの媒体から的確な情報を得て、社会の動向に関心をもつこと

つまり、人としての深み、経験の厚みが就活では重要なのでしょう。

現代社会学科には、(自分だけではなく)自分とは異なる他者や
社会に関心のある学生がもともと集まっていますし、
学科の科目も、様々な生き方、働き方、暮らしについて
学ぶことが目指されています。

ですから、学科の皆さんは、自信をもって就活に臨み、
大学で学んだことを自分なりの言葉で伝えてください。

◆講座の様子



(和光大学 現代社会学科 杉浦郁子)

授業風景学生の活動 |  2017/10/01


学科情報誌『U WAKO』の最新号が発行されました!

最新号の特集は、「現代社会学科10年 卒業生はいま」です。
多くの卒業生が、いま、社会で活躍しています。
社会のしくみを学んだことが、いまにどのように活かされているのか。
卒業生からのメッセージを、是非読んでみてください。

他にも、これまで実施してきた国内外でのフィールドワークの様子や
「社会調査士」資格について取り上げています。

現代社会学科での学びを知り、あなたも、一歩踏み出してみませんか。



第3号 目次
 *特集 現代社会学科10年ー卒業生はいま:卒業生からのメッセージ
 *さまざまな「現場」での体験から学習する
   サンフランシスコ・ベイエリアでのフィールドワーク
   北海道浦河町でのフィールドワーク
   ハワイでのフィールドワーク
   北海道夕張市でのフィールドワーク
 *社会の「いま」をデータで読み解くー「社会調査士」を目指そう!

[バックナンバー] 
第1号 特集 目と足で社会をつかもうー多様な世界への誘い
第2号 特集 現代社会学科で「働く」を研究する。「生き方」を考える。

中力 えり(和光大学 現代社会学科)

イベント |  2017/09/19

いよいよ入試シーズンの到来。

9月AO入試が終了し、つぎは10月AO入試です。

受験を考えている方々へ、現代社会学科の10月AO入試の特徴を紹介します。

10月AO入試では、授業体験、レポート作成、面接で試験が行われます。
10月AO入試の特徴は、試験当日に授業に参加し、その内容を整理し、授業内容と関連したレポートをその場で作成してもらうところにあります。

ちなみに、現代社会学科の9月AO入試では、事前に出された課題について、時間をかけて調べ、文章にまとめる〈調べ学習〉レポートが特徴で、出願期間中にそのレポートを提出するものでした。

このようにAO入試といっても、現代社会学科では、9月と10月で異なる内容を用意しています。
どちらの入試方法が自分に向いているかは、受験生によって異なりますよね。
現代社会学科の受験を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

【10月AO入試】
試験日:2017年10月8日(日)
出願期間:2017年8月29日(火)〜10月3日(火)郵送必着
※詳しくは、「AO入試募集要項」をご覧ください。

挽地 康彦(和光大学 現代社会学科)

イベント |  2017/08/01

和光大学では、8月6日(日)、<じっくり体験>タイプのオープンキャンパスが開催されます。

<じっくり体験>のオープンキャンパスとしては、今年最後の回です。  


参加にあたり入退場は自由、予約も不要です。

時間:11:00〜16:00(10:00受付) 
会場:和光大学 E棟(小田急線鶴川駅から徒歩15分ほど) 

現代社会学科では、学科紹介ブースでの相談をはじめ、杉浦先生の模擬授業も予定しています。
ぜひご参加ください! 

【模擬授業】「オネエ系タレントに学ぶ性の多様性」  担当:杉浦 郁子 

時間:12:15~13:00
場所:J棟3階 301教室

【学科紹介ブース】

時間:10:00~16:00
場所:E棟1階コンベンションホール

現代社会学科ではどんなことを学ぶの?
AO入試や推薦制入試はどんなもの?
フィールドワークって何? などなど。

気になることがあれば、遠慮なく、学科紹介ブースまでお越しください。
複数名の現代社会学科の教員がみなさんをお待ちしています!

挽地 康彦(現代社会学科)

授業風景 |  2017/07/30

今回は、2017年度前期に僕が担当している授業で行ったイベントを二つ紹介します。
6月12日(月)、現代社会学科の専門科目「性の人類学」では、「ポルノ被害と性暴力を考える会」(PAPS)の世話人・宮本節子さんに『AV出演を強要された彼女たち―重たい沈黙の口がようやく開かれた―』と題する講義をしていただきました。



この講演には、当該科目を履修している学生の他、パイデイア受講生や学内の教職員の方々など、約120人が参加し、現場を見つめ続けてきた宮本さんの話に聞き入っていました。また来場者には、相談支援事業を行っている団体の連絡先が明記された啓蒙的漫画リーフレット『AVに出演させられそうになっている方へ』が配布されました。この講義の内容については、すでに僕がジェンダーフォーラム上で報告を書いているので、そちらを参照していただきたいと思います。
→http://www.wako.ac.jp/organization/gender/index.html 

なお宮本さんは昨年末(2016年12月)本講義と同名の著書『AV出演を強要された彼女たち』(ちくま新書)を刊行しておりますので、この問題についてより詳しく知りたい方・興味関心のある方は是非ご一読ください。

6月28日(水)、僕が担当するプロゼミで、岡上ウォークを実施しました。 



心理教育学科の岩本陽児先生と地域流域共生フォーラム・スタッフの齋藤さんの道案内のもと、学生寮から学外へ出て、和光山緑の保全地域を瞥見し、(この辺りでは一番キツイらしい)9番坂を上がって、梨子ノ木特別緑地保全地域へ。そこから土曜日は相当賑わう地元食堂KAMOKUDOを通って、田舎に瞬間移動したかのような水田地帯を歩き(写真)、鶴川―大学の学バスルートに降りてきました。「象の鼻のある蔵」(ど〜こ〜だ?)を見学すると、さすがにもう時間切れ。慌てて大学に戻ってきました。結構、日差しが強く、それなりの距離を歩いたので、汗かきました!

帰路、若干の疲労感から「う〜ん、もうオジサンだな」と思っていた私に、学生たちからクレームが・・・(◎_◎;) 誘い文句の「さわやかな散歩」とは言い難かったようです(笑) クレーム対処も教員の仕事!と奮起し、仕方なく16人分のアイスをおごってあげました(^_-)-☆
そういえば、去年もミニフィールドワークでこんなことあったなぁ・・・(*_ _)

馬場 淳(和光大学 現代社会学科)

教員の活動 |  2017/07/30

6月下旬、渋谷の某スタジオにて、AV監督の長瀬ハワイさんと対談しました。この対談記事は、2017年7月18日発売の『サイゾー』(2017年8月号)に掲載されています。



 対談では、『裸の大陸』や『野性の王国』シリーズを対象に、撮影の苦労話から人類の性行動、インセスト・タブー、スマホがもたらす性のグローバル化まで、縦横無尽に語り合いました。ここで興味深い発言を一つ挙げておきます。

「このシリーズは、現地の過酷な環境にどう女の子が順応してセックスまでいくかというのが醍醐味なんです。面白いことに、撮影が終わって帰ってくると、どの子も成長したな、という感じがしてくるんですよ。」(長瀬ハワイ監督)

 その子がその後どうなったのかはわかりませんが、こういう裏話が聞けたのも面白かったところです。旅が人を変えるとよく言われますが、『裸の大陸』などのAVでは「旅」が重要な要素になっているため、同行したスタッフたちにも何らかの変化が生じたことは想像に難くありません。
 AVは単なるオナニーの道具として考えられがちですが(実際にそうなのですが)、対談でも語ったように、微細なポイントからいろいろ見えてくるものがあるかもしれません。ロードムービー的なAVではなおさらです。対談がさまざまなトピックに広がったのもそのためです。もっとも多くのトピックが紙幅の関係上カットされちゃったわけですが・・・(+_+)

馬場 淳(和光大学 現代社会学科)


イベント |  2017/07/19

和光大学では、7月23日(日)、<じっくり体験>タイプのオープンキャンパスが開催されます。

7月最後となる今回から、オープンキャンパスは後半戦に入っていきます。 


時間:11:00〜16:00(10:00受付) 
会場:和光大学 E棟(小田急線鶴川駅から徒歩15分ほど) 

模擬授業は今回を含めて、残り2回です!
また、現代社会学科のAO入試説明会は、今回(7/23)が最後となります。

下に記した、それぞれの開始時間と場所をチェックして、ぜひご参加ください!

①【模擬授業】「ブラックバイトの社会学」  担当:竹信 三恵子 

時間:11:15~12:00
場所:H棟4階 404教室

② 現代社会学科のAO入試説明会 

時間:15:10〜15:40 
場所:E棟3階 303教室

現代社会学科のAO入試は、9月AO入試では「調べ学習レポート方式」、10月AO入試では「授業体験方式」で選考をおこないます。
それぞれの方式のちがいや、入試に向けて準備しておいてほしいことについて、現代社会学科の教員が説明を行います。

【学科紹介ブース】
現代社会学科ではどんなことを学ぶの?
AO入試や推薦制入試はどんなもの?
フィールドワークって何? などなど。

気になることがあれば、遠慮なく、学科紹介ブース(E棟1階コンベンションホール)までお越しください。
複数名の現代社会学科の教員がみなさんをお待ちしています!

挽地 康彦(現代社会学科)

イベント |  2017/07/06

和光大学では、7月9日(日)、<じっくり体験>タイプのオープンキャンパスが開催されます。


時間:11:00〜16:00(10:00受付) 
会場:和光大学 E棟(小田急線鶴川駅から徒歩15分ほど) 

模擬授業も開催されるオープンキャンパス(じっくり体験)は、この日で2回目となります。 

現代社会学科では、模擬授業、現代社会学科のAO入試説明会、学科紹介ブースでの相談などをおこないます。
それぞれの開始時間と場所をチェックして、ぜひご参加ください!

①【模擬授業】「ハワイにおけるソーシャルワーク」  担当:挽地 康彦 

時間:13:15~14:00
場所:H棟4階 404教室
概要:今回は、多民族・多文化社会であるハワイの社会問題とソーシャルワーク(社会福祉)をテーマにします。世界屈指のリゾート型観光都市を抱きながら、ホームレス問題の増大に揺れる近年のハワイ。太平洋の真ん中に浮かぶ離島社会では、いま何が起きているのか?ハワイの歴史、地理、産業、民族構成などの観点から、社会問題の特徴を考え、ソーシャルワークの実践について学びます。

② 現代社会学科のAO入試説明会 

時間:15:10〜15:40 
場所:E棟3階 303教室

現代社会学科のAO入試は、9月AO入試では「調べ学習レポート方式」、10月AO入試では「授業体験方式」で選考をおこないます。
それぞれの方式のちがいや、入試に向けて準備しておいてほしいことについて、現代社会学科の教員が説明を行います。

現代社会学科のAO入試説明会 ◆6/18、7/9、7/23 のみ開催

現代社会学科ではどんなことを学ぶのか、AO入試や推薦制入試はどんなものか、などなど。
気になることがあれば、遠慮なく学科紹介ブース(E棟1階コンベンションホール)までお越しください。
わたしを含め、複数名の現代社会学科の教員がお待ちしています!

挽地 康彦(現代社会学科)

イベント |  2017/06/17

和光大学では、6月18日(日)、<じっくり体験>タイプのオープンキャンパスが開催されます。


時間:11:00〜16:00(10:00受付)
会場:和光大学(小田急線鶴川駅から徒歩15分ほど)

<じっくり体験>タイプでは、全学部全学科での模擬授業をはじめ、キャンパス・ツアーなど、イベントが盛りだくさんです。

現代社会学科でも、馬場先生による模擬授業、現代社会学科のAO入試説明会、学科紹介ブースでの相談などをおこないます。

【模擬授業】「パパとママがたくさんいる社会」 馬場 淳 先生 

時間:13:15~14:00
場所:H棟4階 404教室
概要:世界を見ると、複数の親を認める社会は意外に多いものです。授業では、講師のフィールドワーク体験を交えながら、パパ とママがたくさんいる諸社会の仕組みを具体的に紹介し、私たちにとって「当たり 前」の家族や親子関係を再考する「きっかけ」を示してみたいと思います。

② 現代社会学科のAO入試説明会

時間:15:10〜15:40
場所:E棟3階 303教室

現代社会学科のAO入試は、9月AO入試では「調べ学習レポート方式」、10月AO入試では「授業体験方式」で選考をおこないます。それぞれの方式のちがいや、入試に向けて準備しておいてほしいことについて、現代社会学科の教員が説明を行います。

現代社会学科のAO入試説明会 ◆6/18、7/9、7/23 のみ開催


以上です。
AO入試や推薦制入試をはじめ、現代社会学科の受験を考えている人は、ぜひご参加ください。

挽地 康彦(現代社会学科)

イベント |  2017/05/17

5月10日(5限)に新入生歓迎会が開催されました。

授業が始まってちょうど1か月。
大学生活にも少しずつ慣れた頃に、毎年企画されています。
ゼミや学年を越えた交流を図ることが目的です。

今年も10名以上の上級生の協力を得て、
楽しく飲んで食べておしゃべりしました。
 


学科教員も全員参加して、学生との交流を楽しみました。


 
 
今回、上級生に迎えられた新入生が、
1年後には迎える側になって活躍するのが楽しみですー。

(和光大学 現代社会学科 杉浦郁子)

授業風景 |  2017/04/26

北海道・夕張フィールドワークに出かけた学生たちに、
「若者たちが見たイチ押しの夕張」を挙げてもらいました。
財政破綻だけじゃない、ここが素敵な夕張、をご覧ください。

北海道夕張市を知っていますか。2006年に財政破綻を表明、2007年、財政再建団体となり、その後の法改正で日本初の「財政再生団体」となるなど、財政破綻都市として知られるようになった自治体です。夕張市は約20年かけて借金を返すことを迫られ、2026年度まで、住民の税金の多くが借金の返済に充てられることになりました。夕張市のホームページを見ると、完済まであといくら借金が残っているか、を秒単位で刻んでいく「借金時計」が出てきます。

2016年度のフィールドワークは、同年で破綻10年目を迎えた同市に足を運ぶことでその原因を考え、また財政破綻が地域に何をもたらすのかを知りたいと企画されました。出かけてみてわかったことは、必ずしも住民が「税金を無駄遣い」したために財政が破綻したわけではない、という事実でした。1960年代、夕張の暮らしを支えてきた炭鉱という産業の柱が、「石炭から石油へ」のエネルギー革命によって失われました。代わりの産業をつくろうと、行政も住民もさまざまに努力を重ねてきましたが、国が旗を振った観光産業への転換政策に前のめりになったことから財政が破綻し、そのツケを住民が負担して借金を返済するよう国から求められた結果、新しいことを起こす公的な資金が足りない状態が続きました。もちろん、炭鉱という大産業があった時代の発想からの脱皮が、うまくいかなかったこともありました。調べていくうちに、政策の失敗のツケを、延々と住民の負わせることでいいのか、という疑問も、学生たちから出てきました。

そんな夕張が、破たんから11年たった2017年3月、借金を返していくだけの従来の財政再生計画を変更して地域再生事業に乗り出し、政府も「地域立て直し」のモデルケースと新しく位置付けて11・9億円を補助することになりました。新しい夕張市への一歩を前に、参加学生たちも、フィールドワークでお世話になったお礼に市の人々のお役に立ちたいと、「財政破綻だけじゃない、ここが素敵な夕張」として、若者たちお奨めの夕張を一人ひとつずつ挙げてみることにしました。

以下に掲げたのが、そんな「若者たちのイチ押しの夕張」です。

和光大学のみなさんも、参加学生たちの情報を参考に、ぜひ夕張に、一度足を運んでみてください。

(現代社会学科 竹信三恵子)

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①廃校を利用したビニール栽培(若林一輝)

 私の一押しは、廃校を利用した、ビニール栽培です。夕張では財政破綻に伴って多くの学校が廃止されましたが、その設備を壊さずにほかの施設として利用する活動があります。ビニール栽培はその活動の一つです。ビニール栽培は体育館を利用して行われていました。見た目は普通の小学校とかわりませんが、廊下から体育館に入ると突然巨大なビニールハウスが現れることが強く印象に残っています。お金がない中で、施設を再利用するという取り組みは画期的だと思います。ビニール栽培だけでなく宿泊施設としての利用など、応用の幅が広いので期待できるからです。こういった今あるものを生かした取り組みが地域を盛り上げるきっかけになると思います。

◆廃校の中のビニールハウス


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②なんといっても夕張メロン(菅野遥奈)

 私がイチオシするのは夕張メロンです。今まで食べたメロンの中で一番美味しいと私は思っています。夕張メロンは他のメロンよりも香りがいいので口に入れた瞬間、香りが広がるのがたまらなく美味しいです。
 なぜこんなに美味しいかは作っている農家さんの職人技にあると思いました。夕張メロンは天候に左右されやすいため、雪がたくさん降る夕張ではメロンを凍らせないためにボイラーを使って土を温めているそうです。夜はずっとボイラーを付けているので結構お金がかかるので大変だと農家の人は言っていました。さらに夕張メロンは鮮度がとても大事なので朝には収穫し、昼には配送しなければならないそうです。少しでも熟してしまうと商品としては出せなくなり、加工品として使われるので、見分ける力をすばやさも必要でまさに職人技だと思いました。
 私は夕張メロンが旬ではない時期に行ったのですが、2回も食べられるという幸運でした。そして、身近なスーパーで売っている夕張メロンとは違って、現地で食べた夕張メロンはとても新鮮で甘かったです。ぜひ現地で夕張メロン食べてみてください。

◆メロン


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③廃墟となった遊園地の魅力(石井健太)

 私がオススメするのは、錦沢遊園地です。すでに廃業していて遊ぶことはできないが、廃墟になった遊園地を見られる。途中でコースが途切れているウォータースライダー、少しさびたSL館など当時から存在する物を見ることができる。逆にジェットコースターのレールを支える柱の基盤だけが残っていたりと、なくなってしまった物もある。さらに、遊園地から見える位置に炭鉱の入り口があり、石炭で栄えた夕張ならではだなと感じた。本来、楽しい気持ちにしてくれる遊園地が、廃墟になるとむなしい気持ちになった。普通の遊園地では味わえない気持ちになれるのは、錦沢遊園地(跡地)だけだ。

◆草におおわれた遊園地のウォーターシュート


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④自然の中で遊べる保育園(中村翔太朗)

 私の夕張の一押しは保育園です。夕張市内での保育園の数はわずか3つしかありません。ですが、夕張の保育園にも都会の保育園より勝る部分もあると考えます。それは環境です。都会にはなんでもあります。おもちゃも豊富にあれば、そとで遊ぶための広いグラウンド、滑り台などの遊具などもどこの保育園や幼稚園にも当たり前のようにおいてあります。ですが、夕張にそれらは不足しています。お金がないからです。夕張にはなにもありません。だからこそ夕張はあるものを活かして子育てをしています。代表的な例をあげると山や森などの自然です。都会の保育園にいくら広いグラウンドがあるといっても所詮砂やコンクリートの床です。それにくらべて夕張は遊ぶグラウンドがないため山や森に入って遊びます。小さいうちから自然の中で成長できるというのは都会ではできない良い経験だとおもいます。なので私は子育てをするならばこういう環境でのびのびと成長できるところがいいのではないかと考え夕張の保育園を一押しします。

◆保育園を見学する参加者たち


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⑤心温まる図書スペース(朝岡杏菜)

 私の一押しの夕張は市内にただ一つある図書館です。私は子供の頃から自分の町の図書館や学校の図書館をよく利用しており、どこか心が落ち着く場所でした。そんな図書館が夕張には一つしかないということで、悲しくもあるのですが、それがむしろプラスの働きをしているのかもしれないと訪れたときに感じました。アットホームな環境であって、とても心温まる雰囲気がしました。夕張の図書館は(事実上は図書館ではなく図書スペース)移転してから割と住宅地に近いエリアにおかれたため、小学校からも近く老若男女問わず利用者は訪れているそうです。私は図書館の雰囲気にも、もちろん魅力を感じましたが、何よりもその図書館を運営していらっしゃる平井さんの柔らかな人柄もここの図書館の魅力の一つといえそうです。中はこんなことを言ってはなんですが、本当に手狭で小学校の図書室のようなところであると感じました。ですが、小さい子供たちに読み聞かせを行えるスペースや、こどもたちが読書や自習できるようなスペースなどがありとても快適なように思えました。また、夕張の歴史書などを置いてあるスペースもあり、市民の必要最低限の知的データベースとしての活用もできる環境でもありました。読売新聞社からの寄贈で真新しい文庫本も、また寄贈でまかなえない文の新聞や雑誌類は市民方々からの寄贈で成りたっているとおっしゃられていました。そう考えると本当に市民のための市民による図書館であるなと思いました。私の地元の図書館とは違った温かさがありました。

◆図書館


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⑥町おこしへ再起、石炭博物館(田崎花梨)

 フィールドワークの2日目、石炭博物館に訪問しました。夕張市が炭坑から観光事業に転換する際に出来た箱ものという認識が強く、期待はしていませんでした。しかし今、この博物館を再帰させ、地域の町おこしに役立てようとする工事が行われています。坑道の修繕には現役や元炭坑夫さんらが携わり、当時の炭坑をより感じるいい展示になるとおっしゃっていました。日本の戦後の成長期を支えた石炭の歴史と、夕張の炭坑夫の生活感溢れる貴重な資料を見ることが出来る、唯一無二の博物館になることを願って、私のイチオシとさせて頂きます。

◆石炭博物館


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⑦夕張の歩み、ズリ山で体感(芳賀萌黄)

 夕張には登れるズリ山があります。
 ズリ山というのは炭坑で出た工業廃棄物、つまり石炭くずを積み上げた山のことです。と言うと、あっても3mくらいの高さのものを想像するでしょう。しかし実際は、それこそ「山」という様相で、高いもので60mほどもあります。夕張にはこのズリ山がいたる所にあり、緑の山々の中に黒い影が混じっているのです。
 夕張市清水沢地区の最も高いズリ山には階段が付けられていて、登ることができるようになっています。細い丸太で作られた階段はしっかりしていますが、下をのぞくと結構高く、ズリ山からずり落ちるかも……なんて冗談のようなスリルが味わえます。足下にはくず石炭がごろごろと転がっていて、所々花が咲いていました。10分ほどで登りきれますが、道が細く急なので登りきった達成感が得られます。
 山頂からは清水沢の景色が一望できます。市営住宅や火力発電所跡、よく見ると坑口なんかも見えたりして、炭坑の歴史を眺めることができるのです。
 ズリ山はそれ自体が炭鉱の町としての夕張市の大切な遺産です。石炭博物館や炭坑巡りをして炭坑の歴史を学んだ後には、ぜひズリ山に登って、その足で夕張の歩みを体感してみてください。

◆ズリ山から見える炭鉱住宅の屋根


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⑧ぜひ足運んで、「ぱれっとふぁーむ」(小関沙織)

 私のイチオシ夕張は「一般社団法人 ぱれっとふぁーむ」だ。
 ぱれっとふぁーむは、身体障害者の就労支援の活動を夕張市内の中学校で行っている団体。「できることも、できないことも個性の力」をテーマに、精神障害と知的障害を持つ職員12名とスタッフ3名で活動している。
 木の端材を使って作られたフクロウの置物や、丁寧で美しい切り絵、木を何度もヤスリで削って作られた精巧なバットやマグカップ。ここにあるものはすべてぱれっとふぁーむの方々の手づくりだという。とても私にはまねできない細やかな作品だった。
 そして、代表理事を務める長谷地孝一さんのお話がとても面白く勉強になった。
 夕張に来た際には是非ぱれっとふぁーむに足を運んでいただきたい。

◆ぱれっとふぁーむの長谷地孝一さん


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⑨火力発電所、廃墟ファンにはたまらない(伏見和将)

 私の一押しの夕張は、夕張市の旧清水沢火力発電所である。この建物は夕張隆盛期に北炭(北海道炭礦汽船株式会社)が夕張市に建設した火力発電所である。現在は所有者である東亜建材工業が炭坑の記憶を思い出す目的として、「清水沢アートプラント」として一般公開されている。この跡地は廃墟ファンにはたまらない、また「生きている街」で暮らす我々の童心を刺激する場所なのだ。
 建物内はコンクリートむき出しで、発電所が使われていた頃の息遣いを感じさせる。また、所々風化などによって破壊されている場所があり、「廃墟」としての良さが滲み出ている。「ここで何があったのだろう」「この場所でどんな人間模様が繰り広げられたのだろう」と思いを馳せることができる。今は使われていないからこそ、その場所に眠る人々の「思い」が我々の心に響く。そんな場所が、夕張には残っているのだ。

◆廃墟となった火力発電所


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⑩また会いたい夕張の人たち(川村楓)

 私の夕張の一押しは、夕張市民です。初めて夕張を訪れた私たちに、夕張の魅力をたくさん教えてくれました。先生が事前にアポを取って話をしてくれた人たちは、わかりやすいようにレジュメやパワーポイントをつくってくれたり、施設や廃墟を詳しく案内してくれました。通りかかった人やお店の人も親切でした。私は虫刺されがひどかったのですが、宿舎の人がお薬をくれました。とてもあたたかな気持ちになりました。また訪れたいと私が思ったのは、夕張メロンでも、かっこいい廃墟があるからでもなく、夕張の人たちにまた会いたいと思ったからです。ある場所を紹介するとき、特産物やご当地グルメ、観光施設に光を当ててしまいがちですが、それらをつくったのは、そこに生きる人たちなのだと知りました。

◆夕張の若者たちとの交流会


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イベント |  2017/04/17

▽入学登録 (2017. 4. 5)

 

 


▽ 新入生オリエンテーション 1日目 (2017. 4. 6)

 
カリキュラムの説明                   図書・情報館オリエンテーション


▽ 新入生オリエンテーション 2日目 (2017. 4. 7)

 
履修相談会                         今年からWebでシラバスを確認


▽ 在学生オリエンテーション (2017. 4. 7)

 



中力 えり (和光大学 現代社会学科)

イベント |  2017/04/03

今年度のフィールドワークの行先は、西太平洋のパラオ共和国です。
ダイバーなら、知る人ぞ知る海の楽園パラオ。
でも、本格的なダイビングをしなくても、海はすぐそこ。試しに、地元の人の憩いの場、ロングアイランド公園に行ってみましょう。


フィリピン系家族に勧められるまま入ってみたら・・・


こんな世界を身近かつ手軽に(水中メガネ一つで)体験できます。
さすがパラオ!
この海の世界パラオで今年度は伝統文化、歴史(太平洋戦争)、観光をキーワードに、フィールドワークをしてみたいと思います。

まず、サンゴ礁の保全と観光
パラオは、どのように相反する二つの事柄(観光と海の保全)を両立させているのでしょうか?
フィールドワークでは、国際サンゴ礁センターで、サンゴ礁の現状とそれに対する現地の取り組みや研究動向についてお話を伺う予定です。

次に、伝統文化

▲ベラウ国立博物館のア・バイ

フィールドワークでは、国立博物館のほか、バベルダオブ島のア・バイ(集会所)やストーンモノリスなどを見学し、神話的時代と現代のつながりについて学びたいと思います。

最後のテーマは、歴史(とくに太平洋戦争)
パラオのいたるところに戦跡があります。
コロールには南洋庁が置かれていたこともあり、街歩きをしているだけで戦跡が目に飛び込んできます。フィールドワークでは、シーカヤックを使って海に沈んだゼロ戦や洞窟の格納庫(写真)などを見たり、玉砕の島ペリリュー島にも足を運びます。

▲九五式軽戦車(ペリリュー島)

伝統文化と戦争も、観光と結びついています。
パラオはいかにこれらを観光資源化しているのか、そしてそこからこぼれ落ちてしまうものとは何か・・・
現場に行き、現地の人々の声に耳を傾けることで、観光パッケージには入っていないものもたくさん見えてくるでしょう。そこから、パラオの今日の姿を浮き彫りにしてみたいと思うわけです。

ということで、
海と島の生活文化に興味のある人、
太平洋戦争に興味のある人、
そして、観光(学)に興味のある人、
大歓迎です。

前期「フィールドワークを学ぶ」では、文献を通して、パラオの歴史や文化、観光学の基礎について学びます。その事前学習を踏まえて、9月上旬から中旬にかけて、フィールドワークを行います。後期「フィールドで学ぶ」では、フィールドワークの成果を最終報告書にまとめていきます。9月のフィールドワークに行くには前期の授業を履修していることが前提となりますので注意してください。
詳しくは、シラバスを確認してください。

※ここに掲載した写真は、2017年1月、筆者がパラオで撮影したものです。
 無断転載・コピーはお断りします。

馬場 淳(和光大学 現代社会学科)

教員の活動 |  2017/04/02

今日は、2016年度の研究生活を簡単に振り返ってみたいと思います。
2016年5月、長野県小川村の御柱祭に参加したことはすでにこのブログで書きましたので、それからのこと。
まず8月の夏休み中に、2013年以来、ご無沙汰にしていた南太平洋はパプアニューギニア、マヌス島に赴きました。この島は僕の博士論文(『結婚と扶養の民族誌』彩流社)の舞台となった島で、「家族」がいます。
昔、スッポンポンだった「弟」のケレヘウもちゃんとTシャツを着た少年に育っていました(笑) 写真はケレヘウと一緒に、村から町(ロレンガウ)に戻ってきたところ。



実は、2015年2月ニューギニアに行ったものの、他大学の先生のプロジェクトだったのでマヌス島を訪れる機会がなかったのです。今回は自分で資金(科研費)をとって、自分のために調査をしてきました。成果は今年の学会で発表します。

年明けて今年の1月、補習期間をうまく使って、2017年度フィールドワーク実習の下見をしてきました。


場所は、西太平洋のパラオ。写真は国会議事堂の中庭(マルキヨク)。中央がパラオの国旗、回りが州旗。パラオについては別の記事で書きます。

2月中旬から下旬にかけて、東アフリカはケニアに行ってきました。
ケニア山の麓、メル町からさらに東に行った村を再訪。ここも久しぶりです(2013年以来) 村まで行くのにやたらと時間がかかるので、村の滞在は6日間程度でした。
調査助手(女性)はシングルマザーになり、子どもを親に預けて働きに出ていたり、もう一人の助手(男性は離婚していたり・・・変わっていました(汗)。
さらに、ホストファミリーの娘は交通事故で亡くなっており(お母さんが事ある毎に泣き出す)、息子の一人は教師を辞めてライターになるとか、最後の娘の学費を滞納し催促されているからなんとかしてくれないかとか、寝床ではノミにたくさん喰われるとか・・・とにかく今回のケニア調査はいろいろ大変でした(+_+)


写真は手術代の寄付を募って村を練り歩く女性です。僕も少し寄付してきました。
長老結社(ジュリチェケ)はまだ健在!相変わらず「ヤギを持ってこい!」(=呪う!)とか言っていて、ある意味安心しました(^^)  (ジュリチェケが何なのかわからない人は調べてください。例えば、拙著『この子は俺の未来だ』など)


無事、4年生を送り出した後(写真は追いコン)、3月下旬には島根で開催された日本オセアニア学会に参加。
せっかく島根に行くのだからということで、サントリーから助成を受けたプロジェクト『縮小する地方』のメンバーが学会に合わせてプロジェクト調査を設定し、島根の中山間地域を巡検しました。ここでは、過疎化が進むなかでのUIターンの推進事業(田園回帰)について伺ってきました。


写真は、飯南町役場。向うに雪が残っているの、見えます?
そして、山の世界から一転して、また海・島の世界へ・・・太平洋を舞台にしたディズニーアニメ映画『モアナと伝説の海』を観て、2016年度が終わったのでした。

PS
2016年6月のブログで「講義:アダルトビデオとホモソーシャリティ」について紹介しましたが、その論文が『和光大学現代人間学部紀要 10号』(2017年3月刊行)に掲載されました。ブログでは保留にしていた内容が書かれているので、興味のある方はこの紀要をゲットすべし(^_-)-☆
ただ読むのにはそれなりの覚悟が必要かも・・・


馬場 淳(和光大学 現代社会学科)

授業風景 |  2017/01/22

▲ワイキキビーチにたたずむアウトリガーカヌー(オアフ島)

「多島海社会/多民族社会ハワイの現在と伝統文化」をテーマに掲げた、2015年度のハワイ・フィールドワーク!
遅くなりましたが、「ハワイ・フィールドワーク2015 〜カウアイ島編」の続編です。

振り返れば、最初に訪れたカウアイ島で充実の日々を過ごした学生たち。
これでもう帰国するような感覚に陥っていましたが、それもつかの間、リフエ空港から向かったのは成田ではなく、オアフ島のホノルルでした。
ハワイ・フィールドワークは、ここからさらに7泊8日のオアフ島研修へと続いていくのです。

オアフ島の初日は、ハワイ大学カピオラニ・コミュニティ・カレッジでのキャンパスツアーから始まります。ここでは、キャンパスをめぐりながら、ハワイの航海文化やサステナビリティ(自然と社会がともに持続できるようにすること)の実践について学ぶことができます。

 
▲ガイドのVinceさんと一行            ▲巨大な「スターコンパス」

 
▲ミミズ堆肥システムの看板           ▲アクアポニックスの装置

つづく、Hoʻokipa Me Ke Alohaのワークショップでは、ハワイの伝統的な生活様式や世界観を学びながら、フラの練習も。振りつけだけでなく、詩の意味から教えてもらいました。

 
▲Saori先生によるワークショップ        ▲フラを楽しむ学生たち

午後はカリヒ(Kalihi)へ移動。
Kokua Kalihi Valley Comprehensive Family Services(KKV)という病院を訪問し、低所得の移民を主なクライアント(患者)とする多文化医療・福祉、そしてその背景にあるハワイの社会問題について詳しく学びます。
ちなみに、私が現在調査しているのもカリヒという地域です。

 
▲カリヒにあるKKV                ▲Roots Caféのメニューの一例

また病院内にあるRoots Caféでは、オーガニック野菜をふんだんに取り入れたランチもいただきました。Roots Caféで提供される食材の多くは、KKVのファーム(農園)で栽培されています。
クライアントのみならず、家族やコミュニティの健康管理のために、病院と農園が一体となって取り組んでいることがわかりました。

 
▲KKVのファームの入口             ▲タロイモを説明するガイドのKatさん

つづく。

挽地康彦(和光大学 現代社会学科)

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