和光大学 現代社会学科

学科の様子をお伝えします

10月AO入試

いよいよ入試シーズンの到来。

9月AO入試が終了し、つぎは10月AO入試です。

受験を考えている方々へ、現代社会学科の10月AO入試の特徴を紹介します。

10月AO入試では、授業体験、レポート作成、面接で試験が行われます。
10月AO入試の特徴は、試験当日に授業に参加し、その内容を整理し、授業内容と関連したレポートをその場で作成してもらうところにあります。

ちなみに、現代社会学科の9月AO入試では、事前に出された課題について、時間をかけて調べ、文章にまとめる〈調べ学習〉レポートが特徴で、出願期間中にそのレポートを提出するものでした。

このようにAO入試といっても、現代社会学科では、9月と10月で異なる内容を用意しています。
どちらの入試方法が自分に向いているかは、受験生によって異なりますよね。
現代社会学科の受験を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

【10月AO入試】
試験日:2017年10月8日(日)
出願期間:2017年8月29日(火)〜10月3日(火)郵送必着
※詳しくは、「AO入試募集要項」をご覧ください。

(挽地 康彦)

8/6(日)オープンキャンパス<じっくり体験タイプ>

和光大学では、8月6日(日)、<じっくり体験>タイプのオープンキャンパスが開催されます。

<じっくり体験>のオープンキャンパスとしては、今年最後の回です。  


参加にあたり入退場は自由、予約も不要です。

時間:11:00〜16:00(10:00受付) 
会場:和光大学 E棟(小田急線鶴川駅から徒歩15分ほど) 

現代社会学科では、学科紹介ブースでの相談をはじめ、杉浦先生の模擬授業も予定しています。
ぜひご参加ください! 

【模擬授業】「オネエ系タレントに学ぶ性の多様性」  担当:杉浦 郁子 

時間:12:15~13:00
場所:J棟3階 301教室

【学科紹介ブース】

時間:10:00~16:00
場所:E棟1階コンベンションホール

現代社会学科ではどんなことを学ぶの?
AO入試や推薦制入試はどんなもの?
フィールドワークって何? などなど。

気になることがあれば、遠慮なく、学科紹介ブースまでお越しください。
複数名の現代社会学科の教員がみなさんをお待ちしています!

挽地 康彦(現代社会学科)

特別授業(馬場)

今回は、2017年度前期に僕が担当している授業で行ったイベントを二つ紹介します。
6月12日(月)、現代社会学科の専門科目「性の人類学」では、「ポルノ被害と性暴力を考える会」(PAPS)の世話人・宮本節子さんに『AV出演を強要された彼女たち―重たい沈黙の口がようやく開かれた―』と題する講義をしていただきました。



この講演には、当該科目を履修している学生の他、パイデイア受講生や学内の教職員の方々など、約120人が参加し、現場を見つめ続けてきた宮本さんの話に聞き入っていました。また来場者には、相談支援事業を行っている団体の連絡先が明記された啓蒙的漫画リーフレット『AVに出演させられそうになっている方へ』が配布されました。この講義の内容については、すでに僕がジェンダーフォーラム上で報告を書いているので、そちらを参照していただきたいと思います。
→http://www.wako.ac.jp/organization/gender/index.html 

なお宮本さんは昨年末(2016年12月)本講義と同名の著書『AV出演を強要された彼女たち』(ちくま新書)を刊行しておりますので、この問題についてより詳しく知りたい方・興味関心のある方は是非ご一読ください。

6月28日(水)、僕が担当するプロゼミで、岡上ウォークを実施しました。 



心理教育学科の岩本陽児先生と地域流域共生フォーラム・スタッフの齋藤さんの道案内のもと、学生寮から学外へ出て、和光山緑の保全地域を瞥見し、(この辺りでは一番キツイらしい)9番坂を上がって、梨子ノ木特別緑地保全地域へ。そこから土曜日は相当賑わう地元食堂KAMOKUDOを通って、田舎に瞬間移動したかのような水田地帯を歩き(写真)、鶴川―大学の学バスルートに降りてきました。「象の鼻のある蔵」(ど〜こ〜だ?)を見学すると、さすがにもう時間切れ。慌てて大学に戻ってきました。結構、日差しが強く、それなりの距離を歩いたので、汗かきました!

帰路、若干の疲労感から「う〜ん、もうオジサンだな」と思っていた私に、学生たちからクレームが・・・(◎_◎;) 誘い文句の「さわやかな散歩」とは言い難かったようです(笑) クレーム対処も教員の仕事!と奮起し、仕方なく16人分のアイスをおごってあげました(^_-)-☆
そういえば、去年もミニフィールドワークでこんなことあったなぁ・・・(*_ _)

馬場 淳(和光大学 現代社会学科)

『サイゾー』の対談記事

6月下旬、渋谷の某スタジオにて、AV監督の長瀬ハワイさんと対談しました。この対談記事は、2017年7月18日発売の『サイゾー』(2017年8月号)に掲載されています。



 対談では、『裸の大陸』や『野性の王国』シリーズを対象に、撮影の苦労話から人類の性行動、インセスト・タブー、スマホがもたらす性のグローバル化まで、縦横無尽に語り合いました。ここで興味深い発言を一つ挙げておきます。

「このシリーズは、現地の過酷な環境にどう女の子が順応してセックスまでいくかというのが醍醐味なんです。面白いことに、撮影が終わって帰ってくると、どの子も成長したな、という感じがしてくるんですよ。」(長瀬ハワイ監督)

 その子がその後どうなったのかはわかりませんが、こういう裏話が聞けたのも面白かったところです。旅が人を変えるとよく言われますが、『裸の大陸』などのAVでは「旅」が重要な要素になっているため、同行したスタッフたちにも何らかの変化が生じたことは想像に難くありません。
 AVは単なるオナニーの道具として考えられがちですが(実際にそうなのですが)、対談でも語ったように、微細なポイントからいろいろ見えてくるものがあるかもしれません。ロードムービー的なAVではなおさらです。対談がさまざまなトピックに広がったのもそのためです。もっとも多くのトピックが紙幅の関係上カットされちゃったわけですが・・・(+_+)

馬場 淳(和光大学 現代社会学科)


7/23(日)オープンキャンパス<じっくり体験タイプ>

和光大学では、7月23日(日)、<じっくり体験>タイプのオープンキャンパスが開催されます。

7月最後となる今回から、オープンキャンパスは後半戦に入っていきます。 


時間:11:00〜16:00(10:00受付) 
会場:和光大学 E棟(小田急線鶴川駅から徒歩15分ほど) 

模擬授業は今回を含めて、残り2回です!
また、現代社会学科のAO入試説明会は、今回(7/23)が最後となります。

下に記した、それぞれの開始時間と場所をチェックして、ぜひご参加ください!

①【模擬授業】「ブラックバイトの社会学」  担当:竹信 三恵子 

時間:11:15~12:00
場所:H棟4階 404教室

② 現代社会学科のAO入試説明会 

時間:15:10〜15:40 
場所:E棟3階 303教室

現代社会学科のAO入試は、9月AO入試では「調べ学習レポート方式」、10月AO入試では「授業体験方式」で選考をおこないます。
それぞれの方式のちがいや、入試に向けて準備しておいてほしいことについて、現代社会学科の教員が説明を行います。

【学科紹介ブース】
現代社会学科ではどんなことを学ぶの?
AO入試や推薦制入試はどんなもの?
フィールドワークって何? などなど。

気になることがあれば、遠慮なく、学科紹介ブース(E棟1階コンベンションホール)までお越しください。
複数名の現代社会学科の教員がみなさんをお待ちしています!

挽地 康彦(現代社会学科)

7/9(日) オープンキャンパス<じっくり体験タイプ>

和光大学では、7月9日(日)、<じっくり体験>タイプのオープンキャンパスが開催されます。


時間:11:00〜16:00(10:00受付) 
会場:和光大学 E棟(小田急線鶴川駅から徒歩15分ほど) 

模擬授業も開催されるオープンキャンパス(じっくり体験)は、この日で2回目となります。 

現代社会学科では、模擬授業、現代社会学科のAO入試説明会、学科紹介ブースでの相談などをおこないます。
それぞれの開始時間と場所をチェックして、ぜひご参加ください!

①【模擬授業】「ハワイにおけるソーシャルワーク」  担当:挽地 康彦 

時間:13:15~14:00
場所:H棟4階 404教室
概要:今回は、多民族・多文化社会であるハワイの社会問題とソーシャルワーク(社会福祉)をテーマにします。世界屈指のリゾート型観光都市を抱きながら、ホームレス問題の増大に揺れる近年のハワイ。太平洋の真ん中に浮かぶ離島社会では、いま何が起きているのか?ハワイの歴史、地理、産業、民族構成などの観点から、社会問題の特徴を考え、ソーシャルワークの実践について学びます。

② 現代社会学科のAO入試説明会 

時間:15:10〜15:40 
場所:E棟3階 303教室

現代社会学科のAO入試は、9月AO入試では「調べ学習レポート方式」、10月AO入試では「授業体験方式」で選考をおこないます。
それぞれの方式のちがいや、入試に向けて準備しておいてほしいことについて、現代社会学科の教員が説明を行います。

現代社会学科のAO入試説明会 ◆6/18、7/9、7/23 のみ開催

現代社会学科ではどんなことを学ぶのか、AO入試や推薦制入試はどんなものか、などなど。
気になることがあれば、遠慮なく学科紹介ブース(E棟1階コンベンションホール)までお越しください。
わたしを含め、複数名の現代社会学科の教員がお待ちしています!

挽地 康彦(現代社会学科)

6/18(日) オープンキャンパス<じっくり体験タイプ>

和光大学では、6月18日(日)、<じっくり体験>タイプのオープンキャンパスが開催されます。


時間:11:00〜16:00(10:00受付)
会場:和光大学(小田急線鶴川駅から徒歩15分ほど)

<じっくり体験>タイプでは、全学部全学科での模擬授業をはじめ、キャンパス・ツアーなど、イベントが盛りだくさんです。

現代社会学科でも、馬場先生による模擬授業、現代社会学科のAO入試説明会、学科紹介ブースでの相談などをおこないます。

【模擬授業】「パパとママがたくさんいる社会」 馬場 淳 先生 

時間:13:15~14:00
場所:H棟4階 404教室
概要:世界を見ると、複数の親を認める社会は意外に多いものです。授業では、講師のフィールドワーク体験を交えながら、パパ とママがたくさんいる諸社会の仕組みを具体的に紹介し、私たちにとって「当たり 前」の家族や親子関係を再考する「きっかけ」を示してみたいと思います。

② 現代社会学科のAO入試説明会

時間:15:10〜15:40
場所:E棟3階 303教室

現代社会学科のAO入試は、9月AO入試では「調べ学習レポート方式」、10月AO入試では「授業体験方式」で選考をおこないます。それぞれの方式のちがいや、入試に向けて準備しておいてほしいことについて、現代社会学科の教員が説明を行います。

現代社会学科のAO入試説明会 ◆6/18、7/9、7/23 のみ開催


以上です。
AO入試や推薦制入試をはじめ、現代社会学科の受験を考えている人は、ぜひご参加ください。

挽地 康彦(現代社会学科)

2017年度新入生歓迎会(5/10)

5月10日(5限)に新入生歓迎会が開催されました。

授業が始まってちょうど1か月。
大学生活にも少しずつ慣れた頃に、毎年企画されています。
ゼミや学年を越えた交流を図ることが目的です。

今年も10名以上の上級生の協力を得て、
楽しく飲んで食べておしゃべりしました。
 


学科教員も全員参加して、学生との交流を楽しみました。


 
 
今回、上級生に迎えられた新入生が、
1年後には迎える側になって活躍するのが楽しみですー。

(和光大学 現代社会学科 杉浦郁子)

2016年後期「フィールドで学ぶ」の授業から(担当・竹信三恵子)

北海道・夕張フィールドワークに出かけた学生たちに、
「若者たちが見たイチ押しの夕張」を挙げてもらいました。
財政破綻だけじゃない、ここが素敵な夕張、をご覧ください。

北海道夕張市を知っていますか。2006年に財政破綻を表明、2007年、財政再建団体となり、その後の法改正で日本初の「財政再生団体」となるなど、財政破綻都市として知られるようになった自治体です。夕張市は約20年かけて借金を返すことを迫られ、2026年度まで、住民の税金の多くが借金の返済に充てられることになりました。夕張市のホームページを見ると、完済まであといくら借金が残っているか、を秒単位で刻んでいく「借金時計」が出てきます。

2016年度のフィールドワークは、同年で破綻10年目を迎えた同市に足を運ぶことでその原因を考え、また財政破綻が地域に何をもたらすのかを知りたいと企画されました。出かけてみてわかったことは、必ずしも住民が「税金を無駄遣い」したために財政が破綻したわけではない、という事実でした。1960年代、夕張の暮らしを支えてきた炭鉱という産業の柱が、「石炭から石油へ」のエネルギー革命によって失われました。代わりの産業をつくろうと、行政も住民もさまざまに努力を重ねてきましたが、国が旗を振った観光産業への転換政策に前のめりになったことから財政が破綻し、そのツケを住民が負担して借金を返済するよう国から求められた結果、新しいことを起こす公的な資金が足りない状態が続きました。もちろん、炭鉱という大産業があった時代の発想からの脱皮が、うまくいかなかったこともありました。調べていくうちに、政策の失敗のツケを、延々と住民の負わせることでいいのか、という疑問も、学生たちから出てきました。

そんな夕張が、破たんから11年たった2017年3月、借金を返していくだけの従来の財政再生計画を変更して地域再生事業に乗り出し、政府も「地域立て直し」のモデルケースと新しく位置付けて11・9億円を補助することになりました。新しい夕張市への一歩を前に、参加学生たちも、フィールドワークでお世話になったお礼に市の人々のお役に立ちたいと、「財政破綻だけじゃない、ここが素敵な夕張」として、若者たちお奨めの夕張を一人ひとつずつ挙げてみることにしました。

以下に掲げたのが、そんな「若者たちのイチ押しの夕張」です。

和光大学のみなさんも、参加学生たちの情報を参考に、ぜひ夕張に、一度足を運んでみてください。

(現代社会学科 竹信三恵子)

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①廃校を利用したビニール栽培(若林一輝)

 私の一押しは、廃校を利用した、ビニール栽培です。夕張では財政破綻に伴って多くの学校が廃止されましたが、その設備を壊さずにほかの施設として利用する活動があります。ビニール栽培はその活動の一つです。ビニール栽培は体育館を利用して行われていました。見た目は普通の小学校とかわりませんが、廊下から体育館に入ると突然巨大なビニールハウスが現れることが強く印象に残っています。お金がない中で、施設を再利用するという取り組みは画期的だと思います。ビニール栽培だけでなく宿泊施設としての利用など、応用の幅が広いので期待できるからです。こういった今あるものを生かした取り組みが地域を盛り上げるきっかけになると思います。

◆廃校の中のビニールハウス


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②なんといっても夕張メロン(菅野遥奈)

 私がイチオシするのは夕張メロンです。今まで食べたメロンの中で一番美味しいと私は思っています。夕張メロンは他のメロンよりも香りがいいので口に入れた瞬間、香りが広がるのがたまらなく美味しいです。
 なぜこんなに美味しいかは作っている農家さんの職人技にあると思いました。夕張メロンは天候に左右されやすいため、雪がたくさん降る夕張ではメロンを凍らせないためにボイラーを使って土を温めているそうです。夜はずっとボイラーを付けているので結構お金がかかるので大変だと農家の人は言っていました。さらに夕張メロンは鮮度がとても大事なので朝には収穫し、昼には配送しなければならないそうです。少しでも熟してしまうと商品としては出せなくなり、加工品として使われるので、見分ける力をすばやさも必要でまさに職人技だと思いました。
 私は夕張メロンが旬ではない時期に行ったのですが、2回も食べられるという幸運でした。そして、身近なスーパーで売っている夕張メロンとは違って、現地で食べた夕張メロンはとても新鮮で甘かったです。ぜひ現地で夕張メロン食べてみてください。

◆メロン


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③廃墟となった遊園地の魅力(石井健太)

 私がオススメするのは、錦沢遊園地です。すでに廃業していて遊ぶことはできないが、廃墟になった遊園地を見られる。途中でコースが途切れているウォータースライダー、少しさびたSL館など当時から存在する物を見ることができる。逆にジェットコースターのレールを支える柱の基盤だけが残っていたりと、なくなってしまった物もある。さらに、遊園地から見える位置に炭鉱の入り口があり、石炭で栄えた夕張ならではだなと感じた。本来、楽しい気持ちにしてくれる遊園地が、廃墟になるとむなしい気持ちになった。普通の遊園地では味わえない気持ちになれるのは、錦沢遊園地(跡地)だけだ。

◆草におおわれた遊園地のウォーターシュート


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④自然の中で遊べる保育園(中村翔太朗)

 私の夕張の一押しは保育園です。夕張市内での保育園の数はわずか3つしかありません。ですが、夕張の保育園にも都会の保育園より勝る部分もあると考えます。それは環境です。都会にはなんでもあります。おもちゃも豊富にあれば、そとで遊ぶための広いグラウンド、滑り台などの遊具などもどこの保育園や幼稚園にも当たり前のようにおいてあります。ですが、夕張にそれらは不足しています。お金がないからです。夕張にはなにもありません。だからこそ夕張はあるものを活かして子育てをしています。代表的な例をあげると山や森などの自然です。都会の保育園にいくら広いグラウンドがあるといっても所詮砂やコンクリートの床です。それにくらべて夕張は遊ぶグラウンドがないため山や森に入って遊びます。小さいうちから自然の中で成長できるというのは都会ではできない良い経験だとおもいます。なので私は子育てをするならばこういう環境でのびのびと成長できるところがいいのではないかと考え夕張の保育園を一押しします。

◆保育園を見学する参加者たち


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⑤心温まる図書スペース(朝岡杏菜)

 私の一押しの夕張は市内にただ一つある図書館です。私は子供の頃から自分の町の図書館や学校の図書館をよく利用しており、どこか心が落ち着く場所でした。そんな図書館が夕張には一つしかないということで、悲しくもあるのですが、それがむしろプラスの働きをしているのかもしれないと訪れたときに感じました。アットホームな環境であって、とても心温まる雰囲気がしました。夕張の図書館は(事実上は図書館ではなく図書スペース)移転してから割と住宅地に近いエリアにおかれたため、小学校からも近く老若男女問わず利用者は訪れているそうです。私は図書館の雰囲気にも、もちろん魅力を感じましたが、何よりもその図書館を運営していらっしゃる平井さんの柔らかな人柄もここの図書館の魅力の一つといえそうです。中はこんなことを言ってはなんですが、本当に手狭で小学校の図書室のようなところであると感じました。ですが、小さい子供たちに読み聞かせを行えるスペースや、こどもたちが読書や自習できるようなスペースなどがありとても快適なように思えました。また、夕張の歴史書などを置いてあるスペースもあり、市民の必要最低限の知的データベースとしての活用もできる環境でもありました。読売新聞社からの寄贈で真新しい文庫本も、また寄贈でまかなえない文の新聞や雑誌類は市民方々からの寄贈で成りたっているとおっしゃられていました。そう考えると本当に市民のための市民による図書館であるなと思いました。私の地元の図書館とは違った温かさがありました。

◆図書館


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⑥町おこしへ再起、石炭博物館(田崎花梨)

 フィールドワークの2日目、石炭博物館に訪問しました。夕張市が炭坑から観光事業に転換する際に出来た箱ものという認識が強く、期待はしていませんでした。しかし今、この博物館を再帰させ、地域の町おこしに役立てようとする工事が行われています。坑道の修繕には現役や元炭坑夫さんらが携わり、当時の炭坑をより感じるいい展示になるとおっしゃっていました。日本の戦後の成長期を支えた石炭の歴史と、夕張の炭坑夫の生活感溢れる貴重な資料を見ることが出来る、唯一無二の博物館になることを願って、私のイチオシとさせて頂きます。

◆石炭博物館


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⑦夕張の歩み、ズリ山で体感(芳賀萌黄)

 夕張には登れるズリ山があります。
 ズリ山というのは炭坑で出た工業廃棄物、つまり石炭くずを積み上げた山のことです。と言うと、あっても3mくらいの高さのものを想像するでしょう。しかし実際は、それこそ「山」という様相で、高いもので60mほどもあります。夕張にはこのズリ山がいたる所にあり、緑の山々の中に黒い影が混じっているのです。
 夕張市清水沢地区の最も高いズリ山には階段が付けられていて、登ることができるようになっています。細い丸太で作られた階段はしっかりしていますが、下をのぞくと結構高く、ズリ山からずり落ちるかも……なんて冗談のようなスリルが味わえます。足下にはくず石炭がごろごろと転がっていて、所々花が咲いていました。10分ほどで登りきれますが、道が細く急なので登りきった達成感が得られます。
 山頂からは清水沢の景色が一望できます。市営住宅や火力発電所跡、よく見ると坑口なんかも見えたりして、炭坑の歴史を眺めることができるのです。
 ズリ山はそれ自体が炭鉱の町としての夕張市の大切な遺産です。石炭博物館や炭坑巡りをして炭坑の歴史を学んだ後には、ぜひズリ山に登って、その足で夕張の歩みを体感してみてください。

◆ズリ山から見える炭鉱住宅の屋根


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⑧ぜひ足運んで、「ぱれっとふぁーむ」(小関沙織)

 私のイチオシ夕張は「一般社団法人 ぱれっとふぁーむ」だ。
 ぱれっとふぁーむは、身体障害者の就労支援の活動を夕張市内の中学校で行っている団体。「できることも、できないことも個性の力」をテーマに、精神障害と知的障害を持つ職員12名とスタッフ3名で活動している。
 木の端材を使って作られたフクロウの置物や、丁寧で美しい切り絵、木を何度もヤスリで削って作られた精巧なバットやマグカップ。ここにあるものはすべてぱれっとふぁーむの方々の手づくりだという。とても私にはまねできない細やかな作品だった。
 そして、代表理事を務める長谷地孝一さんのお話がとても面白く勉強になった。
 夕張に来た際には是非ぱれっとふぁーむに足を運んでいただきたい。

◆ぱれっとふぁーむの長谷地孝一さん


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⑨火力発電所、廃墟ファンにはたまらない(伏見和将)

 私の一押しの夕張は、夕張市の旧清水沢火力発電所である。この建物は夕張隆盛期に北炭(北海道炭礦汽船株式会社)が夕張市に建設した火力発電所である。現在は所有者である東亜建材工業が炭坑の記憶を思い出す目的として、「清水沢アートプラント」として一般公開されている。この跡地は廃墟ファンにはたまらない、また「生きている街」で暮らす我々の童心を刺激する場所なのだ。
 建物内はコンクリートむき出しで、発電所が使われていた頃の息遣いを感じさせる。また、所々風化などによって破壊されている場所があり、「廃墟」としての良さが滲み出ている。「ここで何があったのだろう」「この場所でどんな人間模様が繰り広げられたのだろう」と思いを馳せることができる。今は使われていないからこそ、その場所に眠る人々の「思い」が我々の心に響く。そんな場所が、夕張には残っているのだ。

◆廃墟となった火力発電所


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⑩また会いたい夕張の人たち(川村楓)

 私の夕張の一押しは、夕張市民です。初めて夕張を訪れた私たちに、夕張の魅力をたくさん教えてくれました。先生が事前にアポを取って話をしてくれた人たちは、わかりやすいようにレジュメやパワーポイントをつくってくれたり、施設や廃墟を詳しく案内してくれました。通りかかった人やお店の人も親切でした。私は虫刺されがひどかったのですが、宿舎の人がお薬をくれました。とてもあたたかな気持ちになりました。また訪れたいと私が思ったのは、夕張メロンでも、かっこいい廃墟があるからでもなく、夕張の人たちにまた会いたいと思ったからです。ある場所を紹介するとき、特産物やご当地グルメ、観光施設に光を当ててしまいがちですが、それらをつくったのは、そこに生きる人たちなのだと知りました。

◆夕張の若者たちとの交流会


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新年度行事の模様

▽入学登録 (2017. 4. 5)

 

 


▽ 新入生オリエンテーション 1日目 (2017. 4. 6)

 
カリキュラムの説明                   図書・情報館オリエンテーション


▽ 新入生オリエンテーション 2日目 (2017. 4. 7)

 
履修相談会                         今年からWebでシラバスを確認


▽ 在学生オリエンテーション (2017. 4. 7)

 



中力 えり (和光大学 現代社会学科)

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