和光大学 現代社会学科

学科の様子をお伝えします

2017年度 プロゼミ合同発表会(1/10)

2018年1月10日(水・5限)に
「プロゼミ合同発表会」が開催されました。

1年次には必修のゼミ(プロゼミ)がありますが、
その後期の成果を各クラスが報告しあう機会を
現代社会学科では毎年この時期に設けています。

後期の1年次ゼミでは、何らかの社会問題について
文献調査、ブレスト、ディベート等を通して理解を深め、
さいごにテーマに関するフィールドワークを実施することになっています。

今年度は、3つのクラスがそれぞれ
「貧困・ホームレス」「米軍基地問題」
「“過剰”報道の是非」をテーマに学習を進め、
ミニフィールドワークを企画・実施しました。
(ミニフィールドワークの報告記事はこちらでまとめて読めます。)

1年生はプレゼンにまだ慣れていないので、
会場にもその緊張感が伝わってきます(↓)。
 

「テーマについて調べ、まとめ、伝える」という作業は、
大学における学習の基本です。
これからさらに上達することを期待しています!

杉浦郁子(和光大学 現代社会学科)

授業報告&学生の活躍「インターンシップ」

 
現代人間学部の学部共通科目「インターンシップ」は、
よりよい社会のために市民がさまざまな課題に取り組むNGONPO
インターン(職場体験の実習生)をする授業です。

今年度、この授業を通して
アジア女性資料センターでインターンをした
鈴木南津子さん(現代社会学科4年)の活躍を紹介します。

※以下は、鈴木さんが成果報告会のために
 作成した資料を参考にしてまとめました。

「アジアの女性たちと連帯しジェンダー平等をめざすNGO」で、
渋谷駅近くに事務所をかまえています。

「東アジア」と「ジェンダー」を軸に
学科での学びを組み立ててきた鈴木さん。
アジア女性資料センターをインターンシップ先に選んだ理由を
4年間の学習や研究の成果を生かしつつ
非営利組織で働くことのイメージをつかみたかったから」といいます。

鈴木さんは、2017年6月上旬から8月上旬にかけて10日間、
センターの職員やボランティアの皆さんと一緒に
機関誌の発送やイベントの準備・運営、
取引先への訪問などを行いました。


▼セミナー「台湾における移住ケア労働者の受け入れと権利運動の展開」
 (渋谷男女平等ダイバーシティセンター・アイリス 2017/7/6)

 

また、韓国の社会や文化に関心を寄せてきた鈴木さんは、
朝鮮語の習得にも力を入れてきましたので、
その語学力をいかし、韓国女性による市民活動の情報を収集、
「海外女性ニュース」としてまとめ紹介する、
という仕事をまかされました。

鈴木さんの書いた記事のうち、
1つはアジア女性資料センターのウェブサイトで
配信されていますので、ぜひご覧ください。

もう1つの記事は、『女たちの21世紀』という
センターの機関誌に掲載されました(目次はこちら)。
タイトルは「韓国:生理用品をめぐるフェミニズム運動」で、
環境団体「女性環境連帯」のアクションを紹介しています。

この団体は、ソウル市の製紙会社のナプキンを使った女性たちが
生理不順や生理痛、皮膚疾患などを訴えたことを受けて、
有害物質の含有を独自に調査、
さらに生理用品の全成分表示を義務付ける
薬事法改正に貢献しました。

記事に掲載する写真の使用についても
鈴木さん自身が先方の団体にメールで問い合わせ、許諾を得たそうです。

現代社会学科での学びの集大成として
NGOやNPOでのインターンシップはぴったりだと思います。
鈴木さんのケースをぜひ参考にしてください。


(杉浦郁子 和光大学 現代社会学科)

パラオ・フィールドワーク報告

 2017年4月3日のブログで予告した通り、パラオ共和国でのフィールドワーク実習に行ってきました。
 前期の「フィールドワークを学ぶ」で事前学習をしてきた学生たちは、2017年9月5日から9月13日までの9日間、実際のパラオでさまざまな体験をしてきました。
 参加者は教員(僕)と学生8人(男子学生1人、女子学生7人)。海外旅行がはじめての学生も多かったのですが、事前に入念な打ち合わせを重ねたせいか、みんなで一緒に行ったせいか、とにかく事故もなく楽しいパラオ生活を満喫したようです。
 教員としては、雨期のパラオでも、天候に恵まれ、予定通りの実習ができたことを嬉しく思います。詳細な内容は学年末に出来上がる「報告書」を見てもらうことにして、以下でフィールドワークの概要を報告したいと思います。


▲出発ロビー@成田空港で先生の自撮(まだ慣れていないため、自分の顔が切れている)

 飛行機はデルタ航空の直行便。みんな隣同士の座席だったということもあり、機内ではリラックスした様子でした。パラオ国際空港に到着したのは深夜1時。予約していたバスでコロール中心地のV.I.Pゲストホテルへ(日本からメールのやりとりを何度もさせていただいたここのオーナーはとても親切でした)。

▲好立地で価格もリーズナブルなV.I.Pゲストホテル

 空港での入国審査と税関、そしてホテルの受付や表示の使用言語・・・学生たちは徐々に日本とは別の世界に来たことを実感していったのでした。

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 6日の午前中は歩きながらコロール中心地の地理を学ぶとともに、英語の世界で暮らしていく準備をしました。とくに食事は自分(たち)で調達しなければならないので、どこにどんなものが売っているのか、地元の人に聞いたり、交渉したり、ドルで払って買う術などを覚えなければならないのです。



▲街の片隅に置かれた旧日本軍の戦車(左)
▲昼食をとったピノイ・レストラン(フィリピンの定食屋、右)

 午後は歩いてベラウ国立博物館へ。
 1階から2階にかけてパラオの創生神話から現代までの歴史が展示されています(館内は写真撮影禁止)。


▲右の建物がベラウ博物館

 外には、伝統的集会所のアバイ、伝統的カヌー、戦跡の一部が展示されています。博物館には、ギフトショップやカフェも併設されています。一通り見学して、休憩に入りました。炎天下の中歩いてきたせいか、疲れて寝てしまった学生も・・・・

▲博物館を案内してくださったJICAシニアボランティアの上田治男さんと記念撮影(後列左)

▲ココナッツジュースをシェアする学生たち(博物館のケアムカフェ)

 この日の夕食はみんなで「モグモグ・シーフードレストラン」へ。



 印象的だったのは、やはり「コウモリスープ」(写真中央)。パラオに来たら、これを食べないと・・・というわけで注文しました(30ドル)。これは一度に二つの味が楽しめます。一回目はフルーツバットからとった出汁とココナッツの煮汁でスープを味わう。二回目はコウモリの肉を食す。スープを飲み干すと、店員さんが一度下げて、厨房でコウモリを解体してくれるわけです。ただ再登場したコウモリの盛り付けにみんな驚嘆! そして爆笑! 写真わかります? コウモリの目に赤トウガラシをぶっ刺して、口に青トウガラシをぶち込んでいるんですよ。


 食後は、各自お菓子・飲み物の買い出しへ。ホテルの立地の良さ、治安の良さが夜の買い物を可能にしています。それにしても、でっかいアイスクリームをよく食べること!

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 7日は、終日貸し切りバスでバベルダオブ島を回りました。
 コロール島とバベルダオブ島はニューKBブリッジ(日本の援助で建てられた日本・パラオ友好の象徴)でつながっています。

▲ニューKBブリッジ

 まず目指したのは首都マルキョクへ(2006年までコロールが首都だったのです)
 石畳の山道をゆっくり歩いて10分ほどでアバイに到着。中に入って、梁や壁面に描かれた絵の解説を受けました。 なお 午前中は雨が降っていたので、みんなカッパを着ているわけです。

▲石畳の道の先にアバイがある

 その後、新首都マルキョクにある新しい国会議事堂や大統領府へ。職員さんの厚意で、上院議会場内も見学させてもらいました。


▲この宮殿のような建物がバベルダオブ島のジャングルにぽつりとたたずむ

 あたかも海を渡っているかのように錯覚させられるオギワル州の「海の道」。このときには、もう雨がやんでいました。



 そこからアルコロン州のバドルルアウ石柱群遺跡へ。ここは、もうバベルダオブ島の北端です。



 神話時代、神々が石柱でアバイを建てようとしたときの跡と言われていますが、真相は謎のままです。
 ここから、来たときとは別のルート(フィリピン海側)で島を下ります。


 写真(左)は旧日本軍の高射砲陣地跡。その後方に掘られた地下道(写真右)はどこまで続いているかわからない・・・入ったところにべビがいたので、それ以上は探索しませんでしたが・・・(汗)
 途中、メインロードから逸れてパラオ台湾熱帯果樹技術園へ。ここでは、さまざまな熱帯果樹の栽培状況を見学することができます。おまけに、ドラゴンフルーツ二種類(赤、白)やスターフルーツなどの試食もさせてもらいました。



 こうして、バベルダオブ島を一周してきたのですが、それを可能にしているのはアメリカの援助でつくられた舗装道路、通称コンパクト・ロード(コンパクトとはアメリカとの自由連合協定)です。かつては海岸部に点在する村にボートで行っていたことを考えると(各村には桟橋が今もある)、便利になったものです。ただ、まさにこうしたアメリカへの依存からいかに脱却できるかが今後のパラオの課題と言えるでしょう。

 夜、日課のミーティングを終えた後、バベルダオブ島を案内してくれたガイドさん(インパックツアーズ)を招いて軽く懇親会を行いました。一部の学生は、この日覚えた噛みタバコ(タバコをビンロウジの実と石灰と一緒に噛む、軽い鎮静作用がある)を楽しんでいました。「ほどほどにしなさい」と言ったのに、かなり深夜まで噛んでいたようだ。そんなに好きなら、パラオに移住しちゃえば(笑)

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 8日は午前中から昼過ぎまで、現地ツアー会社ストーンマネー・アイランドさんの協力のもと、カヤックを使って戦跡を巡りました。
 ニューKBブリッジのたもとにあるオフィスで簡単な説明を受けてから出発!
 巡る場所はバベルダオブ島の南部(アイライ州)。

▲練習時間があるので、カヤック初心者でも大丈夫!

▲零式水上三座機を格納していたジャパニーズ・ケーブと海から突き出たプロペラ


▲海の透明度からプロペラの下のエンジンや機体(別の場所)が見える

先生「みんな、ちゃんとメモってるか〜?」
学生1「水に濡れるので無理です!」
学生2「カヤックを漕ぐのに精いっぱいなので無理です!」

・・・って言ってるけど、本当は透明な海、マングローブ地帯、サンゴ礁でできた小さな島々や洞窟をゆっくりカヤックで巡る旅に酔いしれていたんじゃない?! 
「あれ?!」 カヤック酔い(?)しちゃった学生が・・・「大丈夫かっ!!」


▲火照った体を海で冷ましてみた

 15時から、パラオ・コミュニティ・カレッジで学生交流。
 講師は神戸大学に留学した経験のあるLoyola先生(通称ロイさん)。「政治学」の講義にお邪魔させてもらいました。当初の打ち合わせではロイさんの講義を聞くはずだったのですが(授業進度を妨害するようなことはしたくないし)、全体で意見交換した後、なんと二つのグループに分かれてディスカッションすることに変更! その準備はしてこなかったなぁ・・・



 全体の話は北朝鮮のミサイル問題を通したパラオとアメリカの関係、グループごとのディスカッションではパラオにおけるLGBTや伝統文化などいろいろ話題が提起されたようです。
 例えば、我が和光生・河内春香さん(2年生)が投げかけてはじまった会話はこんな感じ・・・

河内さん「パラオにはいろんな伝説や神話があるけど、もっとも有名なものは?」
パラオ学生1「ウアブの伝説・・・」
パラオ学生2「ああ、それはあまりにも有名! みんな知っているよ。」
河内さん「じゃ、ディズニーアニメの『モアナと伝説の海』って知ってる?」
パラオ学生(みんな)「ええ」
河内さん「その中で、パラオの伝説に似た要素があったんだけど・・・。最後の場面で、女神が倒れて島となるところ。それって、ウアブの伝説に似てないですか?」
パラオ学生3「モアナはポリネシア、パラオはミクロネシア。」
パラオ学生2「確かに、そうだけど・・・パラオも、タヒチも、ハワイの人々も、同じ太平洋にやってきた人の末裔だから何かをシェアしているんだろう。ウアブの要素を取り入れたかはわからないけど、似たようなものが出てくるのはわかる気がする。」

 ここで河内さんが聞いている共通点とは、いわゆる世界巨人死体化生神話のこと。
 ベラウ国立博物館で「ウアブの伝説」を学んだとき、河内さんは直感的に二つが共通していると思ったのでしょう。ここの場でパラオ学生に聞くとはなかなかです。とにかく、使用言語は英語でしたが、みんな頑張りました!


















▲学生交流の記念写真

夜は・・・僕1人、ホテルを抜け出してロイさんの家で食事をごちそうになりました。と、そこになんと著名なオセアニア研究者・須藤健一先生の姿が! 奥様もご一緒でした。つながりは明確です。何を隠そう、神戸大学でロイさんの修士論文を指導していたのが須藤先生だったのです。ミクロネシア・ヤップに行くトランジットとしてパラオに寄ったそうです。だったらロイさんは先生を呼ぶよね、先生も来るよね。それが自然。不自然なのは僕がここパラオにいること!(僕が個人研究としてフィールドワークをしているのはパプアニューギニアだから・・・)

須藤先生「(僕を見て)あれ、なんでここにいるの? 何してんの?」
僕「いや〜、学生を連れてフィールドワーク実習してるんです。」
須藤先生「えっ! なんでニューギニア行かないの?」
僕「ニューギニアはちょっと・・・・」

 とにかくその夜は、楽しい時間を過ごしました。
 ホテルまで送ってくれた須藤先生、ありがとうございました!

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 9日は、学生が自身の問題関心に合わせて自由に行動する日です。
 結局、以下の3つに分かれました。
 (1)世界複合遺産のロックアイランド


 (2)バベルダオブ島内陸部のガラツマオの滝


 (3)ホームステイ


 ホームステイをしたのは、3年生の坂井未来さん。受け入れてくれたのは、前日に登場したパラオ・コミュニティ・カレッジの講師ロイさん。そんなことイキナリできるの?
 いやいや、僕が事前にロイさんと仲良くなっていたので、(まだ日本にいる時)試しにメールで打診してみたんです。そしたら、ロイさん、快諾! さすが太平洋の人!!
 1泊2日、坂井さんはロイさんの家で過ごし、貴重な体験をさせてもらったようです。翌日(日曜日)の夜、無事に帰ってきた坂井さんを見て、安心しました。
先生「電話がつながらないから、ちょっと心配しちゃったんだぞ!」
坂井さん「すみません、プライベート・ボートで海に出て、ピクニックしてました」
先生「なんだと!! すごいな! さすが大学の先生・・・よかったね(^_-)-☆」


▲フォー・ユー・フォー・ミー(ベトナム料理屋)

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 10日の午前中はホテル移動。同じホテルにいると飽きちゃうし、中心街だけではなく、郊外も知ってほしかったので、コロール中心から離れたココロ・ホテルに移動しました。疲れて帰ってきたとき、わざわざ外に食べに行くのが面倒なときってありますよね。ここは大丈夫!最上階(宿泊部屋の一つ上)にレストラン(値段もリーズナブル)があります。コンビニも近くに2つあります。


▲ココロ・ホテル

 午後は休息に充てました。せっかくパラオに来たから・・・と僕が「ロングアイランド公園に行ってみない?」と誘ったら、なんと希望者多数(ホームステイをしている坂井さんと体調の悪くなった学生は除く)。みんな、若いね。エナジーがあふれてる!
 学生「はい、モンスター飲んでますから!」(僕はよくわからないが、珍しいMonsterが売っていたそうだ)


これが学生たちのパワーの源(らしい) って、買いすぎじゃね?!(笑)

▲ロングアイランド公園 


 学生はロングアイランド公園で、日が暮れるまで、手がふやけるまで、シュノーケリングを楽しんでいました。
  先生「これも、モンスターの力か?」
  学生「いや、若さです!!」



▲焼肉定食(ココロホテル・レストラン)

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 11日は、いよいよクライマックス、ペリリュー島の戦跡巡りです。
 コロール島からロックアイランドを抜けてペリリュー島まで約1時間半。20人は乗れるであろうボートを借り切ったので、ぜいたくで快適な船旅でした(インパックツアーズさん、ありがとう!)。
 快適過ぎて学生の一部は寝ていました(笑) 朝早かったし・・・でもモッタイナイ! バリアリーフの良き観察機会じゃないか!! しかも、波の荒い外海に一時的に出た時も起きません。「よくこの状況で寝れるな!」と思ったものです。


▲ロックアイランドのなかの「おじさん島」

 ペリリュー島での移動はバス。下見に来たときは自転車を使いましたが(ガイドさんにペリリュー島を自転車で回る人なんてはじめてだと言われたほどありえない状況だったらしい)、さすがにキツイので(モンスターも飲んでないし)貸切バスで以下の所を回りました。
ペリリュー戦争博物館、日本海軍航空隊司令部跡、オレンジビーチ、ペリリュー平和記念公園、ペリリュー神社、ラストコマンド・ポスト、ブラッディ・ノーズ・リッジ、みたま(戦没者の墓地)、千人洞窟


▲西太平洋戦没者慰霊碑(ペリリュー平和記念公園)
 
 学生たちにとってキツかったのは、デスバレーを歩いて中川州男大佐が自決したラストコマンド・ポストまで行き(写真下)、そこからワイルド・キャット・ボウルという密林地帯を歩いて、一気にブラッディ・ノーズ・リッジの展望台まで登ったことでしょう。


▲ブラッディ・ノーズ・リッジの展望台にて

 これ以降、さすがにみんな疲労の色が出てきました。
 先生「(ガイドさんに向かって)じゃ、最後は千人洞窟ですね!」
 学生「まだ行くの・・・」
というつぶやきが背後から聞こえてきたほどです(笑)
 予想通り、帰りのボートでは学生の半分が爆睡(+_+)



 先生「お〜い、やっぱロックアイランド、きれいだよね〜」
 学生「・・・」

▲ココロ・ホテルの朝食(宿泊料金に含まれている)

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 12日の最終日は、国際サンゴ礁センターおよび水族館見学です。


 国際サンゴ礁センターでは、本郷宙軌(琉球大学)さんに特別講義をしてもらいました。
 まず本郷さんたちがここで進めるプロジェクト(The project for sustainable management of coral reef and island ecosystem: responding to the threat of climate change、直訳すると「サンゴ礁と島嶼エコシステムの持続的管理運用に関する調査研究――気候変動の脅威への対応」)を紹介していただき、そのうえで本郷さんの研究テーマに関する講義を受けました。内容は、サンゴ礁を利用したグリーン・インフラストラクチャーの構築可能性。サンゴ礁の役割については大学で何度か学生に語ったのですが、今回はかなり専門的!(そりゃ、そうだ!)  個人的には非常に興味深かったです!!


 ちなみに、ちょうど先日、本郷さんたちのプロジェクト成果報告論文集 Paradise of Nature: Understanding the wonders of Palau (直訳すると、「自然の楽園:パラオの奇跡を理解する」)をいただきました。オールカラーの素晴らしい本です(^_-)-☆

 と話を戻して・・・
 その後、水族館を見学しました。学生たちがハマったのは、ナマコやヒトデの手づかみ体験コーナー(写真)



▲ランチのステーキ丼。デザートもついてくる(アンティアス・カフェ)

 午後は、自由行動。要するに、お土産タイムですね。
 いろいろな店を回って大量のお土産を買い、そして自分たちでタクシーを使って郊外のホテルまで帰ってくる・・・みんな頼もしくなりました!


 帰りのフライトは深夜4時40分。2時40分頃、バスの迎えが来て、空港へ。



 ちなみに・・・
 パラオの出入国スタンプは、アバイとジェリーフィッシュ!
(僕のパスポートのなかでも群を抜いて)カワイイし、何よりパラオらしさが出ていてステキです(^^♪



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 そして後期、学生たちはそれぞれフィールドワークの成果を報告(発表)し、「あ〜だった、こ〜だった」とお互いの不足分を補い合い、ときに「またパラオに行きたい!」と叫びながら、報告書の作成に向けて頑張っています!

馬場 淳(和光大学 現代社会学科)

米軍基地問題を考える~ミニフィールドワーク報告(11/25)

1125日(土)の午後、プロゼミ(1年次必修ゼミ)の授業の一環で、
ミニフィールドワークに出かけてきました。

出かけた先は、早稲田奉仕園。
そこで「沖縄の基地を引き取る会・東京」が主催するシンポジウム
「沖縄からの声にどう応えますか?基地の押しつけをやめ、対等な
人間として出会い直すために」に参加してきました。
シンポジウムに参加するきっかけは、プロゼミで行ったディベート。
学生が話し合って決めたテーマが「米軍基地」だったためです。
ディベートでは米軍基地に賛成、反対の立場に分かれて議論しましたが、
沖縄の人の声を直接聞き、自分たちも当事者の一人としてこの問題に
ついて考えてみようと参加させていただくことになりました。

当日は、沖縄からいらした知念ウシさん(むぬかちゃー[ライター]
沖縄国際大学非常勤講師)、琉球新報東京支社報道部長の新垣毅さん、
「沖縄の基地を引き取る会・東京」の共同代表飯島信さんが、
なぜ沖縄の米軍基地の本土移設を主張するようになったのかを、
それぞれの経験をもとにお話しくださいました。ファシリテーターは、
『沖縄の米軍基地「県外移設」を考える』(集英社新書)等の著作が
ある高橋哲哉さん(東京大学大学院教授)が務めていました。



シンポジウムの後、登壇者との懇談の機会もいただきました。
学生たちは、お話をきいて疑問に思ったことや感じたことを物怖じせずに
率直にぶつけ、事前に調べたことをもとにした質問も積極的にしていました。



後日行った振り返りでは、沖縄に米軍基地が集中している現状に疑問を持ち、
無意識の植民地主義を見つめ直していく必要性が指摘され、米軍基地の問題を
沖縄の問題として捉えるのではなく、「本土」の人間が当事者として関与して
いるのだという自覚を持ち、(特に若い人が)考え、行動していかなければ
いけないという意見が複数あがっていました。
ミニフィールドワークを通して、書物やインターネットで調べるだけでは
わからない現実に触れることができたと述べる者も多く、学生たちにとって
大変貴重な体験になったことがうかがえました。

中力 えり(和光大学 現代社会学科)

ニュースパークを訪問しました~ ミニフィールドワーク報告(11/29)

1年生の必修科目「プロゼミ」で
ミニフィールドワークを実施しましたので、
その様子を少しだけご紹介します。

訪問先は、横浜スタジアムや中華街にほど近い

ゼミで学習したディベートで
メディア報道の問題がテーマになりましたので、
ジャーナリズムが果たす役割について理解を深めようと
この施設を見学することにしました。

私たちは、社会でいま起こっていることを主にニュースを通して知ります。
新聞は、どのような現象に注目し、そこから何を切り取り、
どのようにして「ニュース」としてまとめ上げるのか。
現代社会を学ぶ学生にとって、そのやり方を知ることはとても重要です。

博物館の方に常設展示のあらましをガイドしていただいたあと、
ゼミ生たちは各々館内を見学。
気になった展示を撮影し、その写真にタイトルとリードをつけて
自分の体験を伝える、という課題に取り組みました。

記念にこんな紙面を作っていただきました。
遊び心のある、ちょっとうれしいサービスでした。


(※画像をクリックするとPDFで大きくご覧いただけます。)


杉浦郁子(和光大学 現代社会学科)

「学科キャリア支援イベント2017」を開催しました

10月26日(4限)に
現代社会学科主催のキャリア支援イベント、
”就活の常識”は正しいか?〜採用の現場から〜
を開催しました。

講師は、日本航空(株)で新卒採用を含む人事業務に
長年携わってこられた中原秀樹さんです。

中原さんは、今年度(前期)に学科専門科目「現代社会と労働」を
オープン・カレッジ受講生として受講してくださいました。
この学科イベントは、その授業担当者(竹信三恵子)と
中原さんとの交流をきっかけに実現したものです。

◆イベントのチラシ



中原さんは、ネットやマニュアル本が流通させている「就活の常識」は
企業の採用活動の実際と異なっていることが多い、
という問題意識を日頃からお持ちだったそうです。
それを知った学科教員が「選考や面接のリアルを学生に伝えてほしい」
とお願いしたところ、中原さんから快諾を得ました。

チラシのキャッチコピー
就職試験に偏差値はあるのか」「面接試験に正解はあるのか
への中原さんの答えは、いずれも「No」です。
筆記試験は(基本的に)面接可能人数に絞るステップ、
合否は最終的に面接で判定され、判定基準は「一緒に働きたい人か」。
担当面接官との相性や各企業の採用方針にも左右されますから、
絶対的な正解などありません。

それでは、就活を視野に入れながら、
どのように大学生活を送ればよいのでしょうか。
中原さんのアドバイスはこうです。

世代や価値観の異なる多くの大人と会話する機会を自ら行動して作ること
小説や映画などを通じて、多くの人生に共感すること
新聞などの媒体から的確な情報を得て、社会の動向に関心をもつこと

つまり、人としての深み、経験の厚みが就活では重要なのでしょう。

現代社会学科には、(自分だけではなく)自分とは異なる他者や
社会に関心のある学生がもともと集まっていますし、
学科の科目も、様々な生き方、働き方、暮らしについて
学ぶことが目指されています。

ですから、学科の皆さんは、自信をもって就活に臨み、
大学で学んだことを自分なりの言葉で伝えてください。

◆講座の様子



(和光大学 現代社会学科 杉浦郁子)

学科情報誌 『U Wako』 第3号 発行


学科情報誌『U WAKO』の最新号が発行されました!

最新号の特集は、「現代社会学科10年 卒業生はいま」です。
多くの卒業生が、いま、社会で活躍しています。
社会のしくみを学んだことが、いまにどのように活かされているのか。
卒業生からのメッセージを、是非読んでみてください。

他にも、これまで実施してきた国内外でのフィールドワークの様子や
「社会調査士」資格について取り上げています。

現代社会学科での学びを知り、あなたも、一歩踏み出してみませんか。



第3号 目次
 *特集 現代社会学科10年ー卒業生はいま:卒業生からのメッセージ
 *さまざまな「現場」での体験から学習する
   サンフランシスコ・ベイエリアでのフィールドワーク
   北海道浦河町でのフィールドワーク
   ハワイでのフィールドワーク
   北海道夕張市でのフィールドワーク
 *社会の「いま」をデータで読み解くー「社会調査士」を目指そう!

[バックナンバー] 
第1号 特集 目と足で社会をつかもうー多様な世界への誘い
第2号 特集 現代社会学科で「働く」を研究する。「生き方」を考える。

中力 えり(和光大学 現代社会学科)

10月AO入試

いよいよ入試シーズンの到来。

9月AO入試が終了し、つぎは10月AO入試です。

受験を考えている方々へ、現代社会学科の10月AO入試の特徴を紹介します。

10月AO入試では、授業体験、レポート作成、面接で試験が行われます。
10月AO入試の特徴は、試験当日に授業に参加し、その内容を整理し、授業内容と関連したレポートをその場で作成してもらうところにあります。

ちなみに、現代社会学科の9月AO入試では、事前に出された課題について、時間をかけて調べ、文章にまとめる〈調べ学習〉レポートが特徴で、出願期間中にそのレポートを提出するものでした。

このようにAO入試といっても、現代社会学科では、9月と10月で異なる内容を用意しています。
どちらの入試方法が自分に向いているかは、受験生によって異なりますよね。
現代社会学科の受験を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

【10月AO入試】
試験日:2017年10月8日(日)
出願期間:2017年8月29日(火)〜10月3日(火)郵送必着
※詳しくは、「AO入試募集要項」をご覧ください。

挽地 康彦(和光大学 現代社会学科)

8/6(日)オープンキャンパス<じっくり体験タイプ>

和光大学では、8月6日(日)、<じっくり体験>タイプのオープンキャンパスが開催されます。

<じっくり体験>のオープンキャンパスとしては、今年最後の回です。  


参加にあたり入退場は自由、予約も不要です。

時間:11:00〜16:00(10:00受付) 
会場:和光大学 E棟(小田急線鶴川駅から徒歩15分ほど) 

現代社会学科では、学科紹介ブースでの相談をはじめ、杉浦先生の模擬授業も予定しています。
ぜひご参加ください! 

【模擬授業】「オネエ系タレントに学ぶ性の多様性」  担当:杉浦 郁子 

時間:12:15~13:00
場所:J棟3階 301教室

【学科紹介ブース】

時間:10:00~16:00
場所:E棟1階コンベンションホール

現代社会学科ではどんなことを学ぶの?
AO入試や推薦制入試はどんなもの?
フィールドワークって何? などなど。

気になることがあれば、遠慮なく、学科紹介ブースまでお越しください。
複数名の現代社会学科の教員がみなさんをお待ちしています!

挽地 康彦(現代社会学科)

特別授業(馬場)

今回は、2017年度前期に僕が担当している授業で行ったイベントを二つ紹介します。
6月12日(月)、現代社会学科の専門科目「性の人類学」では、「ポルノ被害と性暴力を考える会」(PAPS)の世話人・宮本節子さんに『AV出演を強要された彼女たち―重たい沈黙の口がようやく開かれた―』と題する講義をしていただきました。



この講演には、当該科目を履修している学生の他、パイデイア受講生や学内の教職員の方々など、約120人が参加し、現場を見つめ続けてきた宮本さんの話に聞き入っていました。また来場者には、相談支援事業を行っている団体の連絡先が明記された啓蒙的漫画リーフレット『AVに出演させられそうになっている方へ』が配布されました。この講義の内容については、すでに僕がジェンダーフォーラム上で報告を書いているので、そちらを参照していただきたいと思います。
→http://www.wako.ac.jp/organization/gender/index.html 

なお宮本さんは昨年末(2016年12月)本講義と同名の著書『AV出演を強要された彼女たち』(ちくま新書)を刊行しておりますので、この問題についてより詳しく知りたい方・興味関心のある方は是非ご一読ください。

6月28日(水)、僕が担当するプロゼミで、岡上ウォークを実施しました。 



心理教育学科の岩本陽児先生と地域流域共生フォーラム・スタッフの齋藤さんの道案内のもと、学生寮から学外へ出て、和光山緑の保全地域を瞥見し、(この辺りでは一番キツイらしい)9番坂を上がって、梨子ノ木特別緑地保全地域へ。そこから土曜日は相当賑わう地元食堂KAMOKUDOを通って、田舎に瞬間移動したかのような水田地帯を歩き(写真)、鶴川―大学の学バスルートに降りてきました。「象の鼻のある蔵」(ど〜こ〜だ?)を見学すると、さすがにもう時間切れ。慌てて大学に戻ってきました。結構、日差しが強く、それなりの距離を歩いたので、汗かきました!

帰路、若干の疲労感から「う〜ん、もうオジサンだな」と思っていた私に、学生たちからクレームが・・・(◎_◎;) 誘い文句の「さわやかな散歩」とは言い難かったようです(笑) クレーム対処も教員の仕事!と奮起し、仕方なく16人分のアイスをおごってあげました(^_-)-☆
そういえば、去年もミニフィールドワークでこんなことあったなぁ・・・(*_ _)

馬場 淳(和光大学 現代社会学科)

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