学部・大学院

共通教養

「専門性」と「総合性」の両立を重視する和光大学ならではの「教養」を身につける科目です。「教養」とは決して難しい意味のものではなく、人が社会で生活する、または仕事や人間関係を円滑にするために身につけておきたい知識や知性です。1つのことしか知らなければ、知識とは言えません。共通教養科目は、幅広い教養=統合性を身につけ、社内で生きる人間力を養うための科目です。 
「人間・自然・身体」「歴史・現代・情報」「文化・表現・思想」の分類の中で、9つの領域から科目を選択して学びます。学科科目と同様に専門的なことを学べる科目から、スキルを磨いたり、表現することやスポーツなどを楽しむための科目もあります。多岐にわたる知識や知性が磨かれ、学ぶおもしろさに気づいていくことでしょう。将来につながる新たな発見があるかもしれません。 


共通教養科目の9つの領域

自然と環境

天文学/フィールドで学ぶ足もとの自然/科学技術の営みと世界観/循環型社会

沖縄の自然/流域を知る/基礎から学ぶ原発・エネルギー論/地球環境問題の科学/科学技術社会論/理科を楽しむ/自然活動

身体と生命

疫学とは何か/疫学に学ぶ/からだ・運動の科学/スポーツ文化(テニス、卓球、バレーボール、バスケットボール、バドミントン、サッカー など)

歴史と地誌

日本近現代の生活誌/エスノグラフィーの世界/中央アジア文化史/歴史と遺跡

火の人間史/動物と人間の関係史/ギリシア神話を読む/世界美術の歴史/東アジア史の中の日本と朝鮮/沖縄の歴史/日本の中世社会―史料を読む/日本近代のもたらしたもの/近代日本の課題/近代日本の政軍関係/世界社会論

社会と経済活動

企業と人間/経済のしくみ/戦後日本の経済体制/情報基礎科学/経済と社会

情報と現代/文化・芸術と経済

国家・民族と国際社会

環境と食糧/法と人権/法令の読み方入門/現代社会と憲法/現代社会と法/比較社会学/現代の国際関係とその政治的背景/平和心理学/族と社会/東南アジアの文化とことば

ことばと
コミュニケーション

文化としての言葉/言語のしくみと機能/数で読む世界/現代社会と文学/文化とメディアの社会学

仕事と生活文化

日常からの科学論/キャリアデザイン/こどもの発達と文化―育む仕事―/自殺学/対人支援・援助の心理学/発達障がいと大学/フィールドで学ぶ山村社会/コンピューターを学ぶ

表現と創造

映像表現の地平/視覚芸術論/身体表現/バスケタリーを楽しむ/ペーパーメイキングを楽しむ/短歌づくりを楽しむ/俳句づくりを楽しむ/連句づくりを楽しむ/音づくりを楽しむ

思想と文化

人間と文学/人間と哲学/心の不安と宗教/宗教と文化/現代思想の地平/20世紀文化論/生活のなかのデザイン/くらしとデザイン/現代の出版/現代学校問題論/科学と教育/性とジェンダー/女と男/アジアとはなにか/青年心理学


共通教養科目の授業運営方針

和光大学では、共通教養を重視していくため、以下の3つの方針に従って授業運営が行われています。
全教員が交替で担当する

かつて、一部の大学では、専門教育を担当する教員と一般教育を担当する教員が異なる部局に所属し、両者のあいだでほとんど交流が行われないといった問題が生じていました。このような弊害を回避するため、和光大学では、すべての教員が交替で共通教養科目を担当することになっています。

4年間を通じて学習する

専門教育と一般教育が区別されていた時代、学生は、最初の2年間を一般教育科目の履修に充て、残りの2年間を専門教育科目の履修に充てていました。しかし、和光大学では、専門教育と一般教育がともに重要であるとの観点から、1年生でも専門科目を履修し、逆に4年生でも共通教養科目を履修するという「逓減逓増」方式が採用されています。

概論的・入門的内容ではなく、現実の問題に即した内容を講ずる

他の大学では、一般教育科目として「哲学概論」・「政治学入門」といった概論的・入門的な講義が数多く設けられていました。しかし、和光大学の共通教養科目では、実社会においてまさに問題となっているさまざまなことがらに即して考察を行うスタイルの講義が主体となっています。授業内容を皆さんの問題意識や社会的関心に呼応したものとすることで、共通教養に対するモチベーションを高める工夫が行われています。

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