学生生活

学生たちの活躍・サークル紹介

第3回 手話サークル"サイレンス"

和光大学通信 No.112(2005.4.6)より

ろう者との交流や手話の様々な可能性を探る手話サークル「サイレンス」の活動について、インタビュー形式の記事を寄稿してもらった。 
――まず、サイレンスの人数や活動内容について教えてください。

サイレンスには、現在約30名のメンバーが所属しています。主力は2年生20人です。主な活動はやはり手話の習得ですが、それを活かしての手話劇発表や他大学との交流、学祭への参加も行なっています。

――手話はどうやって覚えるのですか。

先輩から教わったり、手話の本やニュースなどを見たりして学んでいきます。日常会話に手話をつけることで、表現力の向上や反復練習になります。講習会も今年は週1回の定期的なものにしていきたいと考えています。

――やはり手話経験があった方がいいのでしょうか。

サイレンスは大学に来て初めて手話を覚えた人がほとんどです。3、4年生から始めた人もいます。経験があればそれだけ語彙数は増えますが、大切なのは伝えたい気持ちと表現力です。手話を始めることに早い・遅いはないと思います。

――サイレンスにいるとどのくらいの手話ができるようになるのでしょうか。

人それぞれなので難しいところですが、簡単な挨拶や自己紹介はすぐにできるようになると思います。使わないと忘れてしまうので、積極的に手話で会話をしていくことで表現力はどこまでも伸びると思います。

――活動の中の「手話劇」とは何ですか。

「手話劇」は、普段声で表している劇の中の台詞を、すべて手話で表現したものです。声と手話を同時につけることも可能ですが、より集中して手話を見てもらえるよう、サイレンスの手話劇は無音で行ないました。03年度には学生ホールで無料公演を行い、04年度には学祭で発表しました。手話のわからない人でも台詞をつかめるよう字幕を併用しました。

――他大学との交流の様子を教えて下さい。

帝京大学、武蔵野大学をはじめ、多摩地区の各大学の手話サークルと合同の手話講習会や親睦会を行なっています。他の大学の皆さんがどのように手話に関わっているのか、それぞれの考え方などを知ることができるいい機会なので今後も積極的に交流を深めていきたいと思います。

――南山さんにとって手話の魅力は何ですか。

手話という、「手であらわすことば」の意味や成り立ちをひとつひとつ知っていくことも楽しいですし、それを使って聴覚障害の方と話をできる時間を持てることが嬉しいです。手話によって広がるコミュニケーションの輪というものを実感しています。手話に興味のある方、ぜひ、サイレンスに足をふみ入れてみてください。



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