学生生活

学生たちの活躍・サークル紹介

第22回 岡上農園部

和光大学通信 No.130(2011.11.01)より
文:岡上農園部

 和光大学の畑サークル、通称“のうえんず”です。『私編 岡上風土記稿』を執筆された名誉教授の鈴木勁介先生と学生によって創立されてからおそらく20年くらい経ちます。
 岡上農家の宮野さんから畑を借りて四季折々、旬の野菜を育てています。この夏は、ナスとゴーヤが豊作で、若干供給過剰に陥っている感が否めませんでした。そんな野菜たちを消費するためにも部会を開き、部員全員で一心不乱に野菜を食らうということが必要になるのです。そこではただ単に野菜を消費するだけでなく、互いの日ごろ考えていることを共有する時間ともなります。
 また、気分次第で学内街頭カフェも出店します。そのカフェではフェアトレードのコーヒーや紅茶を扱っています。フェアトレードとは、コーヒーやカカオなど買い叩かれやすい生産物の生産者に公正な賃金、安定した生活を保障しようという貿易のあり方の一つです。まぁ、そんなかた苦しいことは抜きにして、何よりおいしいから使うのです。


前部長・鈴木(以下「鈴」)「原稿なんて言われてもねぇ。何を書いたらいいのやら…。あ、そうだ対談形式なんてどう?」
現部長・三浦(以下「三」)「そんなんでうまくいくのかねぇ」
鈴「しょうがない。もう対談始まっちゃってるし。後戻りはできないぜ。そもそもなんで農園部に入ったの?」
三「予備校時代に授業の一環で、茨城にある畑に毎週通っていて、もっと野菜の栽培について知りたかったから」
鈴「そうか。でもあまりこのサークル、学べる感じではないと思うのだけど(苦笑)」
三「‥‥あ、あと何というか、“ゆるい感じ”!」
鈴「それは確かにあるね。原稿もろくすっぽ書けねぇのだから(笑)。それは置いといて、入ってみてどう?」
三「気楽で自由な雰囲気があるところが良いなぁ。あと上下関係がない。体育会系でもないし、かといって文化系でもないね」
鈴「畑では汗水たらし、時には屋根の下で鬱々とした話をしてみたりと、確かにどちらの要素もあるね」
三「それからメンバーが個性的でおもしろい」
鈴「なんでかねぇ。一応、畑のサークルではあるんだけど畑の話をしている時間はわずかで、それこそどこか哲学的というか、政治の話も含めて“何だか世知辛いよねぇ”的な話が多い気がする(笑)」
三「自分たちで野菜を作って、料理して、呑みながら、語り合う。これが“のうえんず”じゃないかな」

(某日、都内某所にて)
 

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