学生生活

学生たちの活躍・サークル紹介

第16回 マンドリン倶楽部

和光大学通信 No.124(2009.11.1)より
文:渡辺 奏さん(総合文化学科3年)

 
 みなさんは、マンドリンという楽器をご存じでしょうか? その単語を聞いて、姿も音色もパッと浮かぶ人は少ないかと思います。
 
 マンドリンはイタリア生まれの弦楽器で、ギターを小さくして丸っこくしたような、と言えば形が伝わるでしょうか(上の写真手前にあるのがそうです)。2本1組にしたスチール弦をピックで弾けば、キラキラとした独特の音色を奏でます。

 マンドリンを知っている人にはまず浮かぶであろう、ブルーグラス等のカントリー系のジャンルでフィドル等と共に奏でられるそれとは違い、日本に輸入されたマンドリンの形式というものは、マンドリンオーケストラと呼ばれる、いわゆる管弦楽の編成に似た形式になります。

 具体的には、高音域を担当するマンドリン、中音域を担当するマンドラ、低音域を担当するマンドセロと、更にクラシックギターとコントラバスを加えて構成され、指揮者を立てての合奏が基本となります(マンドリンにも色々種類があるのです)。

 日本では昭和の中期にブームが起こり、ちょうどその時期に設立した和光大学は流れを受け、我がマンドリン倶楽部は大学設立当初から存在するサークルとなりました。

 ブーム収束と共に日本のマンドリン人口は減少していき、現在では「マンドリンって果物ですよね! ほら、オレンジの種類?」と返される程度の知名度(本当に言われた。それはマンダリンだ)。

 長くなりましたが、マンドリンというものがどんなものか、なんとなくイメージできたかなと思います。マイナーな楽器ですが、しかし触れてみるとこれが中々面白い。現在16名いる部員もその魅力に取り憑かれ、メインイベントとなる年1回の定期演奏会に向け、日々練習に励んでいます。

 楽器演奏初心者からはじめた部員がほとんどですが、そんなことはなんのその。アット・ホームな雰囲気の中、ゆるゆる、しかしメリハリを付けつつ地味に活動しながら、みんなそれぞれ楽器や音楽と格闘しています。

  

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