教職員から |  2018/12/05

2018年12月10日〜13日に、共通教養教室・上野俊哉先生がカリフォルニア大学アーバイン校での集中講義に参加します。

上野俊哉先生からメッセージが届きましたので、ご紹介します。



 一二月十日から三日間、UCLAアーヴァインでの集中講義に参加します。

 テーマは動物と文学、あるいは人間ではない存在者たちと環境、共生について考える人文学、人間科学の理論です。この数年、いわゆる3.11以降の「震災後文学」や動植物と人間の関係について一緒に研究してきた北米大陸の仲間たちとの授業です。修士課程の参加者全員がこうしたテーマの論考を仕上げることを目的にしています。

 合宿講義はアーヴァインではなく、わざわざサンディエゴの砂漠のなかの研究センターで行なわれ、毎日、朝は砂漠をみんなで歩きます。

 「共生」は人間どうしだけのものでも、動植物間だけのものでもなく、人間や生き物とモノや組織、機械・・・との間にすら生じます。環境と社会、自然と資本の破局(カタストロフ)から目をそらさない人文学の行方を探ります。

 砂漠でやりとりした言葉や、砂漠で育んだ思考を岡上の里山にもちかえったら何ができるか? こうした環境人文学の問いにとって、文学や社会学といった個々の垣根やしつけ(規律=専門領域)は意味を失っていくことでしょう。


共通教養教室 上野俊哉



(★この集中講義のポスターです。画像をクリックすると大きくご覧いただけます。)


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