教職員から |  2018/06/13

2018年6月16日(土)に北京で開催される学会で、共通教養教室/総合文化学科・上野俊哉先生が論文を発表します。

上野俊哉先生からメッセージが届きましたので、ご紹介します。



 北京の中国コミュニケーション大学で昨年から開催されているInternational Conference of Interalityの第二回の会議に招かれ、六月一六日に論文を発表します。

 大阪で開かれたドゥルーズ学会で知りあった、アメリカで教えている中国人のドゥルーズ研究者による誘いでした。
 Interalityは中国では「間性」と訳されるようで、日本の哲学における「間」(あいだ、ま)と現代哲学の関連について話すよう求められました。京都学派では西田や西谷のみならず、中井正一の「間」についての美学研究や戦時中のリズム研究における「間性」を紹介したり、言語/宗教哲学の巨人、井筒俊彦の意味分節論やアラヤ識の考え方を、ドゥルーズ&ガタリの思想や、近年の「オブジェクト指向存在論」「思弁的実在論」と比較、検討する論文を発表します。

 開催大学のゆえか、メディア論やコミュニケーション論からのアプローチも多いようで、このあたり経験的アプローチに堕した日本のカルチュラル・スタディーズ(文化研究)よりも理論的に「間」に向かう姿勢がかいま見える点は楽しみにしています。

共通教養教室/総合文化学科  上野俊哉 




(★こちらの画像をクリックすると学会のプログラムをPDFで開きます。)



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