2017年3月18日(土)、総合文化学科の長尾研究室が町田市民文学館ことばらんど「知っているようで知らない町田探検ツアー 春を探して――町田駅前文学散歩」に協力しました。

文学作品や作家ゆかりの土地を訪ね、創作の背景を探る「文学散歩」。
今回はその生みの親である野田宇太郎(1909〜1084)をはじめ、町田ゆかりの作家が訪れた場所、作品に盛り込んだ風景などをじっさいに訪ねてみようというものです。

この企画には市民24名が参加し、金子美緒さん(総合文化学科3年生)、森光太郎さん(同2年生)、増田絵美里さん(経済学科2年生)が案内サポートに加わりました。
学生たちは企画(訪問場所、ルート検討)、下見、しおり作成にも参加しました。(学年は開催当時)

【ルート】
開催中の展覧会「野田宇太郎 散歩の愉しみ――〈パンの会〉から文学散歩まで」を駆け足で観覧した後、方雲山青柳寺に向けて出発しました。
晩年を町田図師町で過ごし、「町田ペンの会」(現・東京町田ペンクラブ)の創立に関わるなど地元の文化振興に熱心だった野田は、町田駅にほど近いこの寺の墓地に眠っています。
同じ敷地に建てられた作家の墓や文学碑なども回ってみるといろいろな発見が…。

青柳寺の次はJR町田駅南口側へ。
にぎやかな北口側が表だとすると、こちらは「駅裏」。
三浦しおん『まほろ駅前多田便利軒』や浅野いにお『おやすみプンプン』にも、その影のある土地柄が巧みに取り入れられているのを味わいました。

作家行きつけのカフェめぐり、『まほろ駅前…』映画版のロケ地めぐりをした後は、小田急デパート屋上から歩いた範囲を見下ろします。
商店街の細い道、屋上の看板、住宅地、でこぼこ高さの不揃いなマンション、意外に近く見える公園のこんもりした緑。

距離にすればほんの少しなのに、いくつもの作品、幾人もの作家の中にあった瞬間瞬間をつなげて旅をしたような土曜の午後でした。

【参加学生の声】
「この企画に参加して、改めて『しること』『探すこと』の楽しさを感じることができた。
参加者の方と町田を散策し、昔の話を聞かせていただいたり、野田宇太郎が眠る青柳寺では一緒に句碑をさがしたり、探究心がくすぐられる企画だったと思う。
文学散歩は、現代でいう聖地巡礼と通ずるものがあるように感じる。」

「映画やマンガの題材となった一画は、ああ、こういう雰囲気なんだ、と面白かった。
町田ゆかりの文学者どころか、本をあまり読まない自分にとっても、とても楽しい散歩だった。」













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