地域との交流 |  2015/10/26

10月20日(火)、岡上小学校にて「異文化理解教育プログラム・アジアシリーズ」を実施しました。
経済学科の加藤巌先生(専門・国際経済学)から、当日の様子が届きましたので、ご紹介いたします。

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10月20日(火)、岡上小学校にて「異文化理解教育プログラム・アジアシリーズ」を実施しました。
今回取り上げたのは、ベトナムです。講師は、ベトナム人留学生のトラン・フォン・タオさんです。

まず、ベトナムに関するクイズから始まりました。「ベトナムはどこにあるのかな?」から始まり、「ベトナム料理で知っているものは?」といった質問がされました。児童の皆さんからは「ベトナムは中国の南です」とか「ベトナム麺フォーを食べたことがあるよ」といった答えがありました。
ついで、トランさんの生まれ故郷であるニャチャンの紹介がされました。長い海外線を持つ町で、最近は観光地としても人気があるそうです。教室の大型テレビには、美しいニャチャンの風景が映し出されました。とくに夜景は素晴らしく、児童の皆さんからは歓声があがっていました。
また、ニャチャンの海産物はどれも新鮮そうで、「美味しそう」との児童の皆さんの声も聞こえていました。

お話の後には、調理実習室へ移動しました。今回、児童の皆さんはベトナムの「生春巻き」作りに挑戦しました。
トランさんから手ほどきを受けた児童の皆さんは、ワイワイと楽しみながら「生春巻き」を作りました。
パリパリに乾燥した「ライスペーパー(春巻きの皮)」を1秒ぐらい水につけると、柔らかくなっていきます。その様子に皆が驚いていました。
そして、柔らかくなったライスペーパーに、鶏肉や野菜類を手早く巻き込んでいきました。巻き方があまくて、少しフニャリとした生春巻きもありましたが、どれも美味しそうな出来栄えでした。

試食が始まると、児童の皆さんは、生春巻きの皮がモチモチした食感だったので、もう一度驚くといった様子でした。漁醤(ヌクマム)や柑橘類を混ぜて作った「つけ汁」に戸惑った人もいたようです。
一方で、慣れない香りをものともせず、「美味しい」を連発しながら、数本の生春巻きを平らげる人もいました。多くの児童の皆さんが自宅でもベトナム生春巻き作りに挑戦してみたいと言っていました。中には、「つけ汁をもっと辛くしてみます」といった味の工夫までしたいという人がいました。
きっと、この日、児童の皆さんはご家庭でもベトナムの話をしてくれたものと思います。もしかすると、生春巻きをご家族の方と作ることになったかもしれません。こんな風に異文化理解教育が教室の外にも広がっていくと素敵だなと思っています。

今回の特別授業には、和光大学4年生の唐牛さんと、アジア料理に詳しい小学生のお母さんにも助手として参加してもらいました。

これからもアジアシリーズは続きます。取り上げる国は、韓国や中国を予定しています。ご興味のある方、助手として参加したい人は、気軽に加藤巌研究室までお声掛けください。
小学校での異文化理解教育が、参加する大学生にとっても刺激になることを願っています。

経済学科 加藤 巌
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▲トランさんの授業の様子          ▲生春巻きの作り方を教わっています

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