教職員から |  2015/06/17

7月5日(日)午後1時から、和光大学キャンパスにて、本学名誉教授の篠原睦治先生が、
「ゼミ  障がい児・者問題試論」を開催いたします。みなさま、よろしければ足をお運びください。

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このゼミは、篠原先生が在職中に、ゼミ、講義、障がい学生の生活等に関する懇談会(障懇)、研究室などで出会った関係を軸に、2009年3月に開催した「篠原睦治さん退職記念授業:『障害児・者問題試論』36年」を契機に始まりましたが、今年は、以下の要綱で、第5回目を開きます。
再会のとき、新しい出会いのときを歓びつつ、語り合えればと願っています。お誘いあわせのうえ、参加してくださるとうれしいです。

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第5回 ゼミ  障がい児・者問題試論

◆日時:2015年7月5日(日)午後1〜5時

◆場所:和光大学 H棟404教室(小田急線鶴川駅から徒歩15分、タクシー1000円弱)

◆報告:「70代を生きる〜病(やまい)と老いをみつめ、非核・非戦をねがって」

◆報告者:篠原睦治 和光大学名誉教授

※ノートテイク、手話通訳などを希望される方、協力してくださる方は、あらかじめお知らせください。

※大学の駐車場の利用は予約制になっています。利用希望の方は、7月1日(水)までに、氏名と車両番号をお知らせください。

※午後6時から、大学傍の「東和楼」で、交流会(会費 3000円)を開催します。当日受付でお申し出ください。

◆問い合わせ・連絡先:
呼びかけ人代表:榎本達彦(和光大学人間関係学科1973年度入学)
e-mail; t_enomoto@tootc.net

◆篠原睦治先生から、メッセージが届きましたので、ご紹介します。
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ぼく(篠原)は、退職の折(2009年春)、現職時代、問い合ったこと、解き合ったことを振り返って、70代のとき、共に考えたいテーマを元気よく話しました。そして、翌春には、拙編著『関係の原像を描く〜「障害」元学生との対話を重ねて』(現代書館)が公刊できて、「この本を読む」会をにぎやかに開くことができました。2010年末、心筋梗塞に襲われて、入院、治療を受けましたが、いまから振り返ると、退院のときが、もっともさわやかな体調と気分だったような気がします。以後、今日まで、普段の暮らしは、万年床で読書し、傍らのパソコンに向かって小文を綴り、心がけて散歩するといった具合です。

2011年3月11日、東北地方を中心に大地震、大津波、そして福島第一原発事故が起こりましたが、これらの災害がもたらした様々な問題は、今日、深刻に進行しています。さらに、昨春以来、安倍内閣は、集団的自衛権の行使は合憲であるとして、今日「戦争のできる国」へと画策しています。

皆さんは、さまざまな立場、いろいろな思いで、これらの事態を体験しておられると思いますが、
ぼくも、子供問題研究会、社会臨床学会などの場や関係で、考え、語り、そして書き記してもきました。

また、わが身、わが暮らしを振り返りつつですが、病(やまい)を健康志向のなかで捉えることでよいのか、老いを死への道筋として受けとめてよいのか、病(やまい)や老いも「いま、ここで生きている」確かな証しであると言い聞かせながら、「病む者」と「健康な者」「老人」と「若者」、それぞれの生と暮らしは連続しているし向き合っている、などと、いよいよ実感し考えるようになりました。

さらに、「3. 11」のなかで、原発と核兵器は表裏となって進行してきたし、いると確信しました。
「戦争のできる国」への抵抗は、核のない世界への祈願と、憲法9条が世界に発信した非戦の誓いを、私たち普段に暮らす者たちが共々に確め合うことから出発したいと思ってなりません。それだったら、「病みつつ老いている」ぼくも参加できると、自らを励ましています。そんなわけで、楽観もしていないけれど、悲観もしていません。絶望に陥りがちですが、希望もあります。

「このゼミを今年もやろう」と数人が集まった際に、「今度は、ぼくにリポーターをさせてほしい」と申し出ました。正直、昨今は、先の約束をするのが不安なのですが、なんとかお約束を果たすたびに「元気を頂いてきた」のも事実です。
 
いま、社会・政治の動きもぼくの70代の暮らしも相まって、戸惑いと新鮮さにあふれています。
そんな報告をしながら、一緒に語り合いたいと願っています。どうぞ、よろしく。
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