教職員から |  2012/09/20


総合文化学科の酒寄進一先生が翻訳を手掛けた
『濡れた魚』(創元推理文庫)が出版されました。
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『濡れた魚』上・下(創元推理文庫)
フィルカー・クッチャー 著 / 酒寄進一 翻訳

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編集者より 
主人公はわけあって故郷と殺人捜査課の職を離れ、
現在はベルリン警視庁風紀課にくすぶるゲレオン・ラート警部。
殺人課への栄転を望む彼が、さまざまな陰謀と罠が渦巻く
巨大な事件に巻き込まれていく......。
翻訳ミステリファンならフィリップ・カーの諸作を想起されるであろう本書ですが、
著者がドイツ人ということもあり、頽廃と繁栄の街、
ベルリンの情景とドイツ人気質をきわめてリアルに描いている作品です。
もちろんミステリとしての出来も第一級であります。

翻訳者より
クッチャーの『濡れた魚』は世界大恐慌を目前にした1929年のベルリンが舞台です。
地方都市ケルンから流れてきた、一匹狼のやさぐれ刑事ゲレオン・ラートが、
繁栄と退廃が交錯するベルリンの街を闊歩します。
煙草のにおい、酒の香り、そんな匂い立つ訳文をめざしました。
風紀課でくすぶり、花形の殺人課への転身をもくろむラート警部は
ひょんなことからお蔵入り間近だった難事件の手掛かりをつかみます。
しかし手柄を立てようと脚を突っ込むなり、次々と難題が降りかかります。
1936年、ナチが刑事警察を飲み込む年まで続く壮大な連作歴史ミステリの開幕です。

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東京創元社のホームページでは、次のような特設ページが設けられています。
《編集者》もイチオシの翻訳ミステリで世界一周!
《翻訳者》もイチオシの翻訳ミステリで世界一周!

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