教職員から |  2012/04/11


総合文化学科の酒寄進一先生が翻訳した『犯罪』(フェルディナント・フォン・シーラッハ著)が、
「2012年 本屋大賞」の特別企画投票<翻訳小説部門>で見事、大賞に輝きました!!

酒寄先生からコメントが届きましたので、ご紹介します。

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翻訳家というのはどこか縁の下の力持ち的なところがあります。
翻訳作品そのものを社会的に評価しようという動きは
日本の出版界ではまだごくごく小さいものです。

それが今回、あの「本屋大賞」の実行委員会が満を持して
「翻訳小説部門」を創設してくれたことは本当にありがたいことだと思っています。
4月10日の授賞式では、すべての翻訳家を代表したつもりで壇上に立ちました。
900ページを越す長編を含む十数冊の出版企画がすでに決定していて、
翻訳出版の予定が3年先まで埋まっていますが、
この受賞はそうしたこれからの仕事に向けて大きな励みになります。

これから本屋大賞翻訳小説部門が二回、三回と回を重ね、
日本の作家へ与えられる「本屋大賞」の本賞と同じくらいに成長し、
多くの翻訳家にとって元気の素になることを願ってやみません。

酒寄 進一


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『犯罪』は、発行後から各所で話題となっており、
年末に発表される各社のブックランキングでも、次のような評価を得ていました。

◆『ミステリが読みたい! 2012年』(早川書房) 海外部門 第2位
◆「2011ミステリーベスト10」(『週刊文春』) 海外部門 第2位
◆「2012本格ミステリ・ベスト10」(原書房) 装幀大賞「これからミステリの装画でみたいで賞」受賞
◆『このミステリーがすごい!2012版』(宝島社) 海外編 第2位


みなさま、ぜひ手にとってご覧ください!

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