地域との交流 |  2011/12/15


岡上小学校に本学教員・学生が出向き行っている国際理解教育プログラム「アジアシリーズ」。
今年5度目となる12月7日(水)は、韓国編が行われました。
経済経営学部教授の加藤巌先生から、その様子が届きましたのでご紹介します。
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講師をつとめたキム君

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12月7日(水)、岡上小学校において、
国際理解教育プログラム「アジアシリーズ(韓国編)」を実施しました。
マレーシア、インドネシア、中国、タイに続く、今年5カ国目の授業です。
意外なことに、過去4年間に韓国を取り上げることがなく、今回がはじめての韓国文化の紹介です。

今回は、韓国人留学生のキム・クンテ君(現代社会学科3年生)が講師を担当、
アシスタントとして申都陽桜さん(現代社会学科2年生)も参加してくれました。
お話しを聞いてくれたのは岡上小学校3年生の児童の皆さんです。

実は、これまでのアジアシリーズは5年生と6年生を対象としてきました。
今回はじめて、3年生の皆さんにお話をする機会を持つことになり、
「どのように接したら良いのか」「お話に集中してくれるのか」など
少し心配な気持ちで小学校へ行きました。

ところが授業を始めてみると、皆さん、とても熱心にお話を聞いてくれました。
教室に入ってくると大きな声で「アンニョンハセヨ!」と韓国語の挨拶をしてくれました。
質疑応答もいつも以上に活発で、私たちの想像を上回る反応を得られました。
きっと担任の先生方の事前指導もあったものと思います。感謝している次第です。

児童の皆さんからはいろいろな質問が出ました。おもしろい質問には、
「最近の韓国で流行しているお笑いタレントは誰ですか?」
「どんなギャグが流行っていますか?」  といったものがありました。
すると、キム君は韓国のお笑い番組のビデオを見せてくれました。
言葉が理解できないので大丈夫かな? と危惧したのですが、その心配は杞憂でした。
児童の皆さんも私もワハハと笑えました。

キム君が見せてくれたビデオ(韓国のテレビ放送)には、
いかにもお笑い芸人といった、ちょっと太めの男性が出てきました。
隣には、相方の(ツッコミ役の)ヘンテコなシャツを着た男性が登場しました。
小道具を使ったコントでした。
大げさなアクション(とてもできないだろうことを試みる)のボケに、
そのおでこや肩をパンとはたくツッコミの様子、
ボケとツッコミの(絶妙と思える)タイミングなどは、日本のお笑い芸人を彷彿とさせるものでした。

キム君いわく、韓国語と日本語は言語学的にも近いし、
暮らしのあちこちに文化的な類似性も見られますよ、とのことでした。
児童の皆さんも韓国に対して親近感を抱いてくれたのではないかと思いました。

特別授業の後は、キム君の指導で、韓国料理「トッポギ」を作りました。
「トッ」がお餅、「ポギ」が煮るという意味だそうです。
ちなみに、キム君のお話の中には、
韓国でもお正月にはお雑煮を食べるのですよという紹介がありました。

実際の料理では、まず、フライパンに細長いお餅とお水を入れて煮立てました。
お餅が柔らかくなってきたところで、コチュジャン入り調味料を入れてもうひと煮立ち。
調味料がしっかり絡んだところで完成となりました。

トッポギは、日本のお餅よりもしっかりとした歯ごたえがありました。
決して固いというわけではなく、もっちりとした食感もありました。
トッポギは韓国ではスナックに近い感覚で食べられているそうですが、
お菓子というよりも食事に近く、かつ、食べたら力が付きそうに思いました。
辛さを控えめにしたこともあってか、児童の皆さんにも大変好評でした。


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今回も楽しく穏やかな雰囲気の中で授業が行われました。
最後には、児童の皆さんから大きな声でカムサハムニダ!=ありがとう!
と挨拶していただきました。キム君もちょっと驚きながらも嬉しそうでした。

今回のキム君のお話を通じて、児童の皆さんに少しでも韓国が
「距離も近いし、心理的にも近い国」になってくれればと願っています。
そして、近隣諸国の人々の暮らしぶりにもっともっと興味関心を持ってくれるように
なっていただきたいと願っています。


これからも身近な国際交流を頑張って続きていきたいと思っています。
小学校で児童の皆さんと交流したい方やアジアの食文化を知りたい
という方の参加を歓迎します。

お問い合わせは国際交流センター(加藤巌)までどうぞ。

加藤 巌

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