教職員から |  2011/05/21


総合文化学科の酒寄進一先生が翻訳した
フレドゥン・キアンプールの音楽ミステリ『この世の涯てまで、よろしく』(東京創元社)が、
昨日、出版されました。

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ピアニスト、アルトゥアはカフェでコーヒーを飲んでいた。
おかしい、自分は確かに死んだはずなのに......。
どうやら死んでから50年後の世界に蘇ってしまったらしい。

そしてひょんなことから音楽大学の学生ベックと知り合い、
幽霊以上に浮世離れしている学生たちとの共同生活がはじまった。
常に古風な舞踏会用ドレスを着ている少女や、
ブルガリア人の双子の霊媒と過ごす新しい人生には、なぜおかしな出来事ばかり起こるのか。
寝ているあいだに幽体離脱ができるようになったり、不気味な"怪人"が現れたり、
おまけに殺人事件まで発生するとは!
不可解な事件をめぐり青年ピアニストと音大生たちが駆けまわる。
読書家を魅了する、秘密と再会の物語。

(本書折り返しより)



ドイツのある書店では、「友人にプレゼントしたいから」という理由で
本書を二ダースも注文したお客がいました。
店主は「この本には何かある」と思い、自分でも読み、
すっかり虜になって著者サイン会と朗読イベントを開催しました。
さらに、作品を気に入りそうなお客にサイン本をプレゼントしています。
また、本文中に登場する楽曲の数々を収録したCDも発売され、大評判になっています!
ドイツ読書界を席巻した、不思議な魅力に満ち満ちた謎の物語をお楽しみください。
(本書帯より)



●本書で話題になる曲の一部です●

フレデリック・ショパン〈幻想即興曲〉作品番号66
フレデリック・ショパン〈舟歌嬰ヘ長調〉作品60
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ〈ゴルトベルク変奏曲〉(BWV988)
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン〈ピアノソナタ第二十八番イ長調〉作品101
フランツ・シューベルト〈別れ〉、歌曲集〈白鳥の歌〉(D957)から
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン〈バイオリン・ソナタ第五番『春』〉作品24
フランツ・リスト〈オーベルマンの谷〉、〈巡礼の年〉から
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト〈ラクリモーザ〉、〈レクイエムニ短調〉(K.626)から 
ロベルト・シューマン〈パピヨン〉作品2
フランツ・リスト〈死の舞踏〉                        など

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