授業風景 |  2010/11/27


総合文化学科の酒寄進一先生が担当する「ドイツ語圏文化探訪」という授業の一環で、
ワイマールとベルリンを中心としたフィールドワークが行われました。
酒寄先生から、その様子が届きましたのでご紹介します。

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10月29日より11月14日まで、ドイツ・フィールドワークを行いました。
連日最高気温6、7度の寒いドイツを7人の参加者と共に歩いてきました。
ぼくの万歩計によると、1日25,000歩になった日も!
ぼく自身、若い頃にドイツへ2度の留学体験をし、そこで覚えたこと、
感じたことは、いまでも大きな肥やしになっています。
それを少しでも若い世代にも伝えたいと思ってはじめたドイツ・フィールドワークも
今回で3度目です。

ドイツは文学、音楽、美術をはじめ、すばらしい文化をもちつつ、
ナチなどの暗い過去も持っています、
その両方を合わせて見つめていると、
どうして人間の心はこうまで大きな振幅をくり返しうるのか不思議になります。

今回の参加者の中に、10年後、20年後になにか芽生えることを期待しつつ、
無事にフィールドワークを終えた報告をいたします。

またクリスマスコンサートの稽古の見学をさせてくれた
バッハ合唱団(ワイマール・ヘルダー教会)の主席指揮者、
旧東ドイツのホーエンシェーンハウゼン刑務所の案内をしてくれたリヒター氏、
前期中にフィールドワークの準備のために読んだ「ベルリン」三部作(理論社)の
作者コルドン氏など協力して下さった多くのドイツ人に感謝したいと思います。
とくにコルドン氏は、1時間の予定だったのに2時間もワークショップに
付き合ってくださり、学生たちの質疑に誠意をもって答えてくれました。

総合文化学科 酒寄進一





【ワイマールの宿での夕食】
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ワイマールで過ごす最初の夜。チューリンゲンの地方料理にトライ!


【ベルリンの宿のLDK】
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11日間お世話になったアパートのリビング。宿は食洗機、洗濯機、乾燥機つき。
至れり尽くせりだったが、風呂のお湯がちょっと...


【コルヴィッツ作「母」】
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ドイツ初の「ヒトラー」展を観にいく。その前によったのがここ。
戦争と圧制の犠牲者に捧げられた記念碑。


【虎の檻】
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ホーエンシェーンハウゼン収容所で囚人が唯一青い空を観られる場所。
通称「虎の檻」。西側に亡命しようとして捕まったコルドン氏も四十年前ここを歩いた。


【「ベルリン」三部作の作者コルドン氏と】
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宿で行われたワークショップのあとでコルドン氏との記念写真。


【ユダヤの子】
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毎日利用したフリードリヒ通り駅にある記念碑。
70年前、ここから多くのユダヤ人の子が強制収容所へと送られていった。
いつも花の絶えることがない。


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★表現学部ページ
http://www.wako.ac.jp/faculty-postgraduate/hyogen/index.html

★総合文化学科オリジナルサイト
http://www.wako.ac.jp/sougou/index.php

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