卒業生の近況 |  2010/05/14


本学卒業生で、イラストレーターとして活躍されているアラタ・クールハンドさんが、
雑誌『FLAT HOUSE style』を創刊されました。

100514arata0.JPG基本、一号一軒という、マニアックかつフリーキーな平屋本。
ちなみに創刊号は、アラタ・クールハンドさんのご自宅だそうです!

創刊号は、渋谷ロゴスギャラリー『FLAT HOUSE LIFE展』にて、
初お披露目しているそうですので、ぜひ、訪れてみてください。

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アラタ・クールハンド
FLAT HOUCE LIFE 展
期 間: 5月11日(火)~24日(月)
会 場: LOGOS GALLERY ロゴスギャラリー(渋谷パルコ パート1 / B1)
U R L: http://www.parco-art.com/web/logos/flathouse1005/index.php
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アラタ・クールハンドさんからメッセージが届いていますので、紹介します。
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FLAT HOUSE style

~発刊にあたって~
相変わらず古い建物の取り壊しは止まない一方、
工場で作られた部品を現場でパチパチと嵌め組むだけの
ペンシル住宅や巨大マンションの建造は、いまだ衰える様子がありません。

現在、家を借りよう・買おうとすれば、好むと好まざるにかかわらず
これらのような住宅の中から選ぶことを余儀なくされる現在、
そうでない古い平屋に住みたい、というニッチでオルタナティブな選択は「不可」と言われているに等しい。

これだけいろいろなものが多様化する時代なのに、こと家になると
作り手の用意した数少ないカードの中から選ばねばならないという実状。
なぜわが国の居住環境はこうも貧しく不自由なのでしょうか。

こういう事態をただ嘆いているだけでは決して好転しない、
まず、人々の価値観や考え方を変えて行くことをしなくては
いつまで経ってもこのまま、いや悪化の一途を辿るだけだけと考え
古い建物、平屋の魅力とそこに住む人たちのイキイキした暮らしぶりを
記録した本『FLAT HOUSE LIFE』を2009年秋に出版しました。
驚いたのはそれに対して頂いたたくさんの反響。
「現在の住宅はどれも同じで味気なくもうウンザリ」といったメールが
異口同音に寄せられ、憤りとやりきれなさを感じていたのは
やはり私だけではなかった、と大きく自信を持ちました。

そこで、この熱を冷まさせてはならないとこの機運を維持する術を考えたところ、
継続的なメソッドとして「雑誌を定期刊行する」という答に突き当たり
果たして続くか否かは別にして先ずは「やってみる」ことにした次第です。

小さな石でも投げ入れることを始めれば事態は少しずつ変わって行くはず。
この本が古い家を愛する方々のバイブル的一冊になることは元より、
関心の薄い人々に古い建物を見直させ、そこに住もうという気持ちを起こさせる
起爆剤・土地改良剤の役割を果たせたら、と考えます。

アラタ・クールハンド拝


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アラタ・クールハンドさんのブログ「Let Him Run Wild」
⇒ http://arata-coolhand.cocolog-nifty.com/coolhand/

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