教職員から |  2009/08/02


本学のサバティカル研修制度を利用して、現在アメリカ合衆国ニューヨーク州にあるコーネル大学で研究を行っている経営メディア学科のバンバン・ルディアント先生(専門は地理情報システム)からEメールが届きましたので、ご紹介します。

------------------------------------
ニューヨークと言えば大都市というイメージですが、それはニューヨーク市(CITY)のことです。市は州(STATE)の中にあり、現在私がいるコーネル大学もニュ―ヨーク州のイサカ(ITHACA)という町にあります。
 イサカに行くには東京からシカゴで乗り換えて、シラキュース(SYRACUSE)空港で降りて、そこからさらに車で1時間位かかりました。私の場合、乗り換え時間等を含むと川崎市内の自宅からイサカまで22時間位かかりました。
 
4月10日に来たときに気温がまだ摂氏5度位で残寒の季節でした。
イサカの周辺には渓谷と滝が多く、指のような形の湖(Finger Lakesという名称)の中の1つの町です。イサカにある湖の名前はカユガレーク(Cayuga Lake)でその長さは約80kmです。
 
Robert Treman State Park.jpg Taughannock Falls.jpg
▲イサカ周辺の渓谷と滝。
 
湖の周辺にはワイン工場がたくさんあり、アメリカではワイナリー(Winery、ワインを試飲する見学会)でもよく知られています。私は、Lucasというところのワイナリーを訪れました。$1払えばワインを試飲し放題、その種類は20くらいあり、その美味さが忘れられません。
 
イサカのような町では、大学に行くにも、買い物にも、自然を楽しむにも車が必要不可欠なので、NY州の免許を取得しました。州立公園(State Park)でBBQやPotluck Picnic(あり合わせの料理を一緒に食べるピクニック)等を友人達とよくやっています。州立公園に入るには一回6ドルが必要ですが、60ドルの年間パスを購入することにしました。元を取るためにも毎週のように森林浴に出かけています。
 
Picnic.jpg
▲バンバン先生とその友人でのピクニックの様子
  
イサカの人口は3万人位で、コーネル大学の学生数2万人と考慮すれば、同大学が経済を支えるような町です。
 
コーネル大学はアイビー・リーグ(Ivy League)の中でも学生の多様性でよく知られています。120か国からの留学生が4000のコース、11学部で学んでいます。コーネル大学は1865年に設立され、珍しい半官半民の大学経営です。
 
大学は、イサカの丘の上にあり、ダウンタウンからの道路が全部みえる位、斜面は急です。大学には植物園、動物病院などがあり、敷地面積は300haほど。周囲の自然が豊かな大学としても有名です。学問的にも名門でTIMES誌の世界大学ランキング(総合)によると第15位(2008年)になっています。ちなみに、東京大学は19位です。
  
Cornell.jpg
▲丘陵に位置するコーネル大学。
 
私の所属は東南アジアプログラム(SEAP)です。Kahin Centerに個人の研究室が置かれています。センターから中央図書館(Olin Library)までは丘を登らないといけないため、アメリカの高カロリーな食事を消費するのにちょうどよい運動です。
 
Kahin Center.jpg
▲バンバン先生の個人研究室のあるKahin Center。
 
また、イサカではエコビレッジ(Ecovillage)の存在でよく知られています。エコビレッジは持続可能な環境を目指し、住民たちは自然の恵みを最大に活かせるというコンセプトから作られました。友人がそこに住んでいて、2回ほど訪問しました。自然だけではなく、コミュニティも大切にするという生き方です。インドネシアの故郷を思い出しました。
  
Ecovillage with Kurt.jpg
▲イサカのエコビレッジにて。
  
イサカは夏は涼しく摂氏20度位ですが、冬はマイナス15度位まで下がります。
9月にBrown Bag Seminar(教員達の前の講演会)にスピカーとして参加し、そして10月に学会で発表する準備で充実した研究活動を続けていますが、アメリカの強大な自然もエンジョイしています。
 
★この情報は、経営メディア学科のバンバン・ルディアント先生から寄せられました。
 

最近の記事
月間アーカイブ
このページの先頭へ