教職員から |  2009/04/18


総合文化学科の酒寄進一先生(専門はドイツ文学)が翻訳した『ミラート年代記2 タリンの秘密』(ラフル・イーザウ著)が、あすなろ書房から出版されました。
 
mirad2.jpg
 
第1部「古の民シリリム」で親の仇をみごと倒した双子の王子エルギルとトウィクスですが、そこで物語は終わりません。仇であるウィカンデルを背後で操っていた悪神マゴスがいよいよ魔の手をのばしてきます。ミラート世界創世の歴史などもほのみえ、人との出会いと別れもドラマチックに展開します。
 
新しい登場人物はスサン王国のニシコ姫、伝説の鍛冶士一族バルタリンのティコなど。でもとくに注目すべきは近衛兵ポピの活躍でしょう。臆病者で、無能だとそしられているポピがだれよりも重要な役割を果たすのです。
 
物語の冒頭でエルギルがポピにいっています。「だれにだって、特別な能力があるんだ。それを見つけて、うまく使いこなせばいい。それに、だれにだって使命がある。それを受けいれて、その使命に従って賢くふるまえばいいんだ」ここに作者の人生哲学があるように思います。」(「あとがき」より抜粋)
 
『ミラート年代記2 タリンの秘密』
ラルフ・イーザウ著、酒寄進一翻訳 あすなろ書房
四六判ハードカバー、575ページ、2009年4月発行、定価2,520円。
ISBNコード 978-4-7515-2412-1
 
ぜひ、ご一読ください。
 
★『ミラート年代記1 古の民シリリム』の紹介記事はこちら↓
  http://www.wako.ac.jp/blog/index_univ/1106.html
 
★この情報は、総合文化学科の酒寄進一先生から寄せられました。
 


最近の記事
月間アーカイブ
このページの先頭へ