授業風景 |  2009/03/30


2009年3月5日から15日まで、経済学科の加藤巌先生(専門は国際経済学、世界の貧困問題)の引率で、マレーシア・ボルネオ島フィールドワークを実施しました。
 
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▲ジャングルに囲まれた田んぼで稲刈りを体験。11日間の旅に参加したのは、経済学科10名、経営メディア学科2名、研究生1名と引率教員1名の総勢14名でした。この内、研究生はマレーシア人学生です。また、旅程の一部で慶応大学の学生と東京大学の大学院生(和光卒業生)が参加しました。
 
私たちが訪れたのは、半島側マレーシアとは様子が異なるボルネオ島です。まず、南部のシブ市郊外にあるジャングルの村を訪問しました。村は、その昔「首狩り族」と恐れられたイバン族の人々が暮らすところです。
 
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▲イバンの村人と踊る。        ▲イバン村での歓迎会
  
村人は約50名。生活はいまでも基本的に自給自足です。村で食べる、お米、イモ、野菜、鶏、ブタ、カエル、川魚、ワニ、お酒なども全て村で取れたものです。いま、ワニを食べると書きましたが、私たちの滞在中にも以下のようなことがありました。
 
村には魚を養殖している池があります。その池へ村長(族長)のマイケルさんに連れられて行き、釣りをしました。その際、マイケルさんが「最近、池の魚がワニに食われている。先日もワニを鉄砲で撃ったが逃げられた。実はワニの肉は美味い。次の機会には仕留める」と言っていました。果物も含めて、村の食べ物は豊富です。
 
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▲巨大なキャッサバ芋
 
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▲食用カエルは美味でした。
 
最近は村の生活も近代化してきました。近頃では自家発電機を動かして1日4時間だけですが、電気が使えます。もちろん、電気が使えなくなる夜間、漆黒の闇に包まれた村を照らすのは、天空に輝く星たちです。東京の夜に慣れた目には、村で見る星の多さに驚かされます。
 
その後、私たちは飛行機で島の北部にあるコタキナバル市に移動しました。コタキナバルではマレーシア国立サバ大学(UMS)の学生寮に住み込んでマレーシア人学生たちとの交流を行いました。互いの食文化を紹介する催し(フードデモンストレーション)を行ったり、和光の学生がお茶のお手前を披露したりしました。文化紹介では和光の学生たちが英語による発表を行い、好評でした。
 
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▲現地大学で、日本の食文化について英語で発表。
  
これら以外にも現地で福祉活動に従事する日本人の方々からお話を伺ったり、ストリートチルドレンの保護施設を訪れたりといった機会がありました。
 
同様のフィールドワークは今回で5度目です。行き先や現地での活動は徐々に深化し、最近は現地の方々と触れ合う機会が増えてきました。こうしたフィールドワークは様々な体験を通じて東南アジアの社会が持つ多様性について感じ取れるものとなっています。関心のある方の参加をお待ちしています。
 
★この情報は、経済学科の加藤巌先生から寄せられました。
 

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