公開講座 |  2008/11/29


先日のフランス・パリの報告に続き、フランス・アルザス地方の報告です。
10月17日(金)に行われた第2回目の講座をご紹介いたします。
第2回目は、フランス・アルザス地方が舞台でした。
講師は本学現代人間学部現代社会学科講師中力えり先生です。
今回は36名の参加で、先週に引き続き旅行好きな方、アルザス地方に興味を持たれた方など沢山の方々に受講していただきました。ありがとうございました。
講座は2時間という短い時間でしたが、アルザスの知らない一面をたっぷりと学ぶことができました。
アルザスの歴史は、フランスとドイツが領土をかけて争った戦争の歴史です。長い間、2つの国の戦場となり、20世紀に入っても続く戦争にこの地域に住む人々は苦しめられてきたのです。フランスが勝てばフランス国籍、ドイツが勝てばドイツ国籍と戦争によって短い期間で国籍が変わり、更に言語も変わっていました。戦争によってどれだけ国民が振り回され苦しい生活を強いられてきたのかを、現地の方の当時を語る映像や、中力先生の社会学的な視点からのお話で知ることができました。戦争がもたらす影響はどこの国も同じで、平和な毎日を過ごせている今に感謝し、過去の悲劇を二度と繰り返してはならないと後世に語継ぐことが今を生きる私たちに課されているのだと改めて感じました。

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◆講座風景
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◆講座中のスライドから一枚紹介 
 ライン川支流イル川の中洲にある旧市街「ストラスブール・グランディル」
 (1988に世界遺産に登録)

〜「新・世界都市物語」マメ知識〜
①アルザス地方とは?
フランス北東部、ドイツとスイスの国境地帯に位置している。アルザスは、神聖ローマ帝国の領地であったが、17世紀から19世紀にかけて領地を争い戦争が相次ぎ、領有権はフランスとドイツを行き来した。大きさは日本の兵庫県くらいで、ライン川下流の北部がバ・ラン県、ライン川上流の南部がオー・ラン県とそれぞれ分かれている。首府はストラスブール。

②アルザス地方で有名な食べ物は?
☆シュークルート(ザワークラウト)
キャベツの漬物。酸味のある漬物だが、乳酸発酵によるもので酢は使用していない。ソーセージの付け合せとして出されることが多い。
最近では、ドトールでも「ザワークラウトドック」が販売されている。
☆アルザスの伝統菓子・クグロフ
クグロフは焼き菓子で、塩味と甘味の2種類がある。クグロフ型と言われる型に生地を流し込み焼きあげる。フランス、オーストリアではクリスマスの定番菓子である。
今回の都市物語では、その国にちなんだ食べ物も振舞っており、第2回はアルザス地方と言う事で、クグロフを召し上がっていただきました。一口ずつしかお配りできなかったのですが、大変好評でした。ちなみに、新百合ヶ丘にある「リリエンベルグ」で購入しましたので、味わってみたい方は是非お試しください。本場のクグロフより少しラム酒が効いていますがとてもおいしかったです。

第1回「フランス・パリ」の報告はこちら
http://www.wako.ac.jp/blog/index_univ/1177.html

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