教職員から |  2008/07/07


ラルフ・イーザウ作、総合文化学科の酒寄進一先生(専門はドイツ文学)翻訳の『銀の感覚』上下巻が、長崎出版から出版されました。
 
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 〈作品のあらすじ〉
 
1978年、南米ガイアナ。人民寺院の集団自殺は900人以上の死者を出した。この地獄から奇跡的に逃げ延びた少女ジェリーは、長じて人類学者になり、調査のために再びガイアナを訪れる。そこで出会ったのは、古の伝説に語られた「銀の民」。
 
「銀の感覚」(感情の触覚)をもつ銀の民の長サラーフは、ジェリーの心の傷に触れ、過去の清算へと向かわせる。
 
しかし、「銀の感覚」を狙う者の影がふたりに忍び寄る。幻覚剤テレパシン、炭疽菌、ビンラディン、CIA……。ジェリーと銀の民は巨大な陰謀のなかに置かれていた。ジェリーはサラーフを連れてアメリカに戻り、陰謀に立ち向かう。

『銀の感覚』上下巻 長崎出版 各2,310円(税込み) 上巻432ページ 下巻464ページ
 
〈サラーフ名言集〉
 
「銀の民」の長サラーフは、主人公ジェリーをはじめ、たくさんの人の心を解放します。サラーフの能力と人間性は、彼の発する言葉にもあらわれています。
 
『根がたった一本の木があるだろうか。どんな木でも、何本もの根から養分をとっている』
 
『水がなければ木は枯れる。人間も心身を枯らさないためには希望という水が必要だ』
 
『 我々の心の森には謙虚さという空き地がある。そこに立てば、我々がどんなにちっぽけな存在かわかる』
 
『自分の過ちを認められない者は、隣人を非難するものだ』
 
『悲しみは休むにはいい場所だが、けっして住むべき場所ではない』

 
総合文化学科のブログhttp://www.wako.ac.jp/sougou/index.php「後書き類従」で、本書の後書きをアップする予定です。お楽しみに。
 
★この情報は、酒寄先生から寄せられました。

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