以前にも、このブログで紹介したラルフ・イーザウ作、総合文化学科の酒寄進一先生翻訳の『ミラート年代記1』(あすなろ書房)が出版されました。

地球では今、温暖化の危機が叫ばれていますが、この作品は逆に氷河期に向かう「ミラート世界」を描いたファンタジーです。
温暖化ではなく、氷河期ではありますが、環境の劇的な変化をそこに生きる人はどう受けとめるべきなのか、そのヒントになる「環境共生」をテーマにした新しいタイプのファンタジー三部作です。第2巻、第3巻は順次出版します。
『ミラート年代記1 古の民シリリム』 あすなろ書房 648ページ 定価2520円。
『ミラート年代記1』のあらすじ
ソートラント王トアルントは兄ウィカンデルの謀反によってあえない最期を遂げた。城から落ちのびた双子の王子エルギルとトウィクスは、やがて自分たちの出自を知り、叔父ウィカンデルの打倒を決意する。
思慮深いエルギルと冒険好きのトウィクス、正反対の性格をもつふたり。彼らは、敵と戦うため母から受け継いだ古の力「通力」を覚醒させることになる。エルギルとトウィクスは、性格の相違を乗りこえ、違う存在がいるからこそ豊かなミラート世界を厳寒の時代から救うことができるのか?
共生の冒険ファンタジーの幕が開かれる。
(豆知識) 「ミラート世界」とは?
ラルフ・イーザウは、前著『ネシャン・サーガ』三部作に登場する「ネシャン世界」を創った悪神メレヒ=アレスは、じつは全部で六つの世界を創ったという設定を構想しています。
「ミラート世界」はその六つ目の世界に相当するので、『ミラート年代記』三部作は『ネシャン・サーガ』三部作の姉妹編だといえます。
なお残りの4つの世界にも3部作が計画されていますので、将来、全18巻、1万頁を超える壮大なファンタジー・シリーズへと成長する予定です。
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・酒寄先生とラルフ・イーザウに関する以前の記事(08/5/8)(08/6/4)(08/6/20)
http://www.wako.ac.jp/blog/2008/05/post_60.html
http://www.wako.ac.jp/blog/2008/06/post_63.html
http://www.wako.ac.jp/blog/2008/06/post_68.html
*この情報は、酒寄先生から寄せられました。


