松枝到ゼミ 「イメージを読む」

 

さまざまなイメージに出会おう

イメージを「読む」とはどういうことか。イメージは、ただ「見る」だけではなにも産みださない。わたしたちはただ「見て」いるようでいて、実はそこに「意味」を探し求めているのである。食べ物を見ても、おいしいかそうでないか、新鮮かどうか、高いか安いかなどの意味を求めている。聞いたことのない食べ物だったら、それはどこの国、どんな文化圏で食べられているものなのかを知ろうとする。ましてそれが絵であったり、映画であったり、音楽であったりすれば、その意味の追求はかなり手強い。各自のテーマにそってイメージに向き合いたい。

 

教員紹介

mastueda松枝 到(マツエダ イタル)
私は編集者として働いていたので、ながらく「ことばとイメージ」という問題に取り組んできました。文字は体系的に組みあわされた「かたち」なのですが、慣れ親しんでいる文字に向かっているときは、その「かたち」を見てはいるけれども意識せず、その向こう側を読んでいるのです。だのにアラビア文字などを眺めていると、その「かたち」しか見えない。向こう側に行く鍵を持っていないからです。文字に限らず、あらゆるイメージの背後にはさまざまな情報、さまざまな秘密が隠れているのですが、それを読み出す鍵はどこにあるのか。そうしたことを、実際の作品や文章からたぐってゆく作業をしたいと思います。こうした視点からすれば、本や映画もまた秘密の宝庫なのですから、冒険する場は無限です。

職位 専任教授
専門分野 想像力論・西洋美術史
担当講義 イメージを読む/ゼミナール
アジアとはなにか、想像力の歴史
視覚とことば、ムネモシュネー:記憶の女神の館、
編集という仕事、世界美術の歴史 他
リンク(編著書) アジア文化のラビリンス
アジア言遊記―ことば、峠をわたる
アジアとはなにか
象徴図像研究―動物と象徴
シンボルの遺産 (ちくま学芸文庫)
神話・象徴・イメージ

↓授業風景・ゼミ活動の様子
授業・ゼミの様子 matsueda_03

 

アート

・大坪晶ゼミ「現代写真・映像工房」

・佐藤勲ゼミ(現代の造形表現・立体工房)
・詫摩昭人ゼミ(現代絵画・絵画工房)
・佐藤克久ゼミ(コンテンポラリーアート・絵画表現工房)
・山本直彰ゼミ(日本画研究)

 

デザイン

・世利幸代ゼミ(コミュニケーション・デザイン)
・倉方雅行ゼミ(プロダクト・デザイン)
・畑中朋子ゼミ(情報メディア・デザイン)
・近藤 忠ゼミ(ヴィジュアル・デザイン)

 

プランニング

・野々村文宏ゼミ(メディアと編集)
・半田滋男ゼミ(ヴィジュアル・アート)

・松枝到ゼミ(イメージを読む)